営繕課の紹介

✦営繕とは?✦

 西暦701年に制定された行政法・訴訟法・民法・商法などを体系的にまとめた法律「大宝律令」において用いられた古い言葉であり、「建築物の造と修」を意味します。

 

✦営繕課の役割✦

 営繕課では、県有建築物の営繕業務(新築や改修工事に係る設計から竣工、解体までの一連の流れ)を担当しており、各分野の職員が日々協力しながら業務を進めています。県有建築物の新築、改築、修繕、模様替え、解体を主な業務としており、具体的には、新築や改築の他、雨漏りを防ぐ防水シートや外壁の改修、受変電設備や空調設備といった建築設備の改修を行っています。

 また、奈良県が進める主要なプロジェクトに係る建築物について、設計から竣工、解体までを担当しています。

✦営繕課の業務内容について✦

   営繕課は総務・マネジメント保全係、建築工事担当係、建築設備工事担当係で構成されています。

各担当係の業務内容については、次のとおりです。

 

  ✡ 総務・マネジメント保全係

配置職員の職種:総合職(行政)、総合職(建築)、総合電機(電気、機械)

   県有建築物の新築・改修工事及び業務委託の契約手続き等を担当するほか、企画・計画の策定支援やそれに伴う予算要求の支援を担当しています。また、庁舎向けに引き渡し後の保全・修繕に関する助言等を行っています。

 

  ✡ 建築工事担当係(建築総括第一及び第二係、教育施設建築係、住宅施設建築係

配置職員の職種:総合職(建築)

   県有建築物の新築、改築、修繕、模様替えの設計業務や工事監督業務を担当しています。県内建設業者や建築設計事務所に発注し、県民の福祉の向上及び県民経済の健全な発展に寄与することを目的として、適切な公共工事が出来るよう積算や図面等のチェック及び工事の進捗状況を監督しています。

   具体的な事例として、県立高校の改築工事や県営住宅の新築工事を行っています。

 

  ✡ 設備工事担当係(電気設備係、機械設備係)

配置職員の職種:総合電機(電気、機械)

   建築工事担当係と同様に、県有建築物の新築、改築、修繕、模様替えに関する建築設備の設計業務や工事監督業務を担当しています。建築設備とは、受変電設備や空調設備、給排水衛生設備等を指します。

   具体的な事例として、県立高校のトイレ洋式化工事を行っています。

 

奈良県立大学コモンズ棟

山辺高校管理教室棟