令和6年度予算成立
山下知事が初めて編成した令和6年度予算が令和6年3月25日に成立しました。
令和6年度予算は、県民だより奈良(4月号)で、令和6年2月26日に県議会に提案した予算案を基に特集しましたが、その後、県議会に設置された予算審査特別委員会において原案が否決され、本会議において議員提出の修正案が可決されました。
県議会における活発な議論の結果を誠実に受けとめ、奈良県のもつ可能性を最大限に引き出し、県民が奈良県の暮らしの豊かさを実感できる奈良県を目指し、高校授業料の実質無償化などの各種の取り組みを鋭意進めていきます。
議会での審査の結果、修正された部分は次のとおりです。
❶県民の命と財産を守るための防災力の強化
●広域防災拠点などを活用した受援基本方針の策定や、五條市の県有地における受援機能確保の検討を進めます。
●老朽化が著しい現在の消防学校について、旧高田東高等学校を移転場所に選定し、実践的な訓練を行える消防学校の整備に向けた基本計画を策定します。
●県全体の防災体制のあり方について検討し、総合防災体制基本構想の策定を進めます。
●消防学校の移転整備について検討を進めます。
❷国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会準備の推進
●県立橿原公苑リニューアル整備に向けて基本計画を策定します。
●県立橿原公苑リニューアル整備に向けて基本構想を策定します。
●県立橿原公苑新アリーナの規模が大きくなった場合を想定し、公苑敷地外の県有地の活用を検討します。