橿原市今井町伝統的建造物群保存地区 (かしはらしいまいちょうでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく)
橿原市今井町の町並み
大工町筋 本町筋
奈良県指定有形文化財 旧高市郡教育博物館 夜の橿原市今井町
(通称 今井まちなみ交流センター「華甍」)
※写真は全て今井町並保存整備事務所より提供
基本情報
所在地
橿原市今井町1丁目、2丁目、3丁目、4丁目の各一部
面積
約17.4ヘクタール(東西約600m、南北約310m)
選定年月日
平成5年12月8日
種別
寺内町、在郷町
解説
橿原市今井町は奈良盆地の南部に位置し、室町時代以前より興福寺の荘園として存在し、天文年間(1532~1555年)に寺内町(浄土真宗寺院を中心として形成された自治集落)として成立しました。地区内の称念寺を拠点として仏教の宗派の1つ、一向宗の布教が行われ、それに伴い諸国の人々が集まり、江戸時代中期までに商業の中心地として栄えました。
中世末期の寺内町形成から近世の在郷町へ発展していく市街地形態が良く残り、近世から近代の優れた意匠の町家を中心に重厚な町並みを形成しています。
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橿原市今井町伝統的建造物群保存地区内の重要文化財称念寺本堂において、平成22年度~令和3年度にかけて保存修理を行いました。
橿原市今井町伝統的建造物群保存地区内の重要文化財 称念寺本堂において、平成22年から令和3年度にかけて保存修理を行いました。
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