奈良は、古代よりシルクロードを通して中国大陸や韓半島、遠くは中央アジアなどと交流があり、国際性豊かな歴史を誇ります。県では、こうしたつながりを活かし、中国、韓国、スイス、ウズベキスタン、ベトナムの5つの地方政府と友好提携を結ぶなど、さまざまな国際交流事業を展開し、青少年を中心とした国際感覚の養成や、インバウンド・外国人材の受け入れなど地域の活性化に取り組んでいます。
今回は第1回目として、平成23年9月に友好提携を結んだ、中国・陝西省との交流をご紹介します。
奈良とのつながり
かつて奈良の地に都があった時代、遣隋使や遣唐使として多くの人物が隋や唐の都・長安(現在の陝西省の省都・西安市)へ派遣され、当時の先進的な文化や技術などを持ち帰り、国づくりに大きな影響を与えました。その代表例が「大宝律令」などの当時の法律制度や、藤原京や平城京などの宮都です。
陝西省はこんな所
中国のほぼ中央に位置する陝西省は、かつて秦の都・咸陽(かんよう)や隋や唐の都・長安など数多くの王朝の都が置かれ、「中国のシルクロード起点の地」として栄え、兵馬俑(へいばよう)や大雁塔(だいがんとう)など、多くの歴史文化資源に恵まれています。また、電気自動車産業や宇宙航空産業が発展するなど、成長著しい地域でもあります。
これまでの主な交流
陝西歴史博物館での「日本考古展」の開催や水泳や卓球などの青少年スポーツ交流、大学生と現地学生との交流事業などを行ってきました。さらに、文化財保護などの専門分野における技術交流なども進めてきました。昨年5月には、省都西安市で開催された東アジア地方政府会合の際に、ヂャオ・ガン省長を表敬訪問したほか、現地観光事業者向けトッププロモーションを実施しました。
奈良は、古代よりシルクロードを通して中国大陸や韓半島、遠くは中央アジアなどと交流があり、国際性豊かな歴史を誇ります。県では、こうしたつながりを活かし、中国、韓国、スイス、ウズベキスタン、ベトナムの5つの地方政府と友好提携を結ぶなど、さまざまな国際交流事業を展開し、青少年を中心とした国際感覚の養成や、インバウンド・外国人材の受け入れなど地域の活性化に取り組んでいます。
今回は第1回目として、平成23年9月に友好提携を結んだ、中国・陝西省との交流をご紹介します。
奈良とのつながり
かつて奈良の地に都があった時代、遣隋使や遣唐使として多くの人物が隋や唐の都・長安(現在の陝西省の省都・西安市)へ派遣され、当時の先進的な文化や技術などを持ち帰り、国づくりに大きな影響を与えました。その代表例が「大宝律令」などの当時の法律制度や、藤原京や平城京などの宮都です。
陝西省はこんな所
中国のほぼ中央に位置する陝西省は、かつて秦の都・咸陽(かんよう)や隋や唐の都・長安など数多くの王朝の都が置かれ、「中国のシルクロード起点の地」として栄え、兵馬俑(へいばよう)や大雁塔(だいがんとう)など、多くの歴史文化資源に恵まれています。また、電気自動車産業や宇宙航空産業が発展するなど、成長著しい地域でもあります。
これまでの主な交流
陝西歴史博物館での「日本考古展」の開催や水泳や卓球などの青少年スポーツ交流、大学生と現地学生との交流事業などを行ってきました。さらに、文化財保護などの専門分野における技術交流なども進めてきました。昨年5月には、省都西安市で開催された東アジア地方政府会合の際に、ヂャオ・ガン省長を表敬訪問したほか、現地観光事業者向けトッププロモーションを実施しました。