吉野川やな漁
『日本書紀』の神武紀に、「水に縁ひて西のかたに行くに及びて、また梁をうちて魚取る人有り」とあります。また、寛文11年(1691年)の『吉野山独案内』にせの山・いも山を流れる川に鵜飼が描かれています。このように、吉野川では古来より、様々な鮎漁が盛んで、吉野町上市には伊勢湾台風(昭和34年)まで、東吉野村小栗栖には昭和50年頃まで梁が設置されていました。五條市大川橋付近には、平成14年より「観光やな漁」が復活しました。
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