広域管理システム
奈良県水道局では「広域管理システム」を導入し、県営水道施設の管理・運営を一元化しています。
このシステムは平成25年度から運用されています。
[システムの役割]
・浄水場、調整池等の水位、水質、費用等の情報を一元管理
・一元管理による上記データを蓄積、分析することで水道水の供給の安定性向上、
電力等の費用節減や水資源の有効利用
・漏水事故、設備事故、水質事故等発生時の迅速な復旧計画の立案
今まで、職員で行ってきたことをシステムで行うことで、より確実に安定した県営水道を運営できます。
水道管理支援システム
奈良県水道局では、「水道管理支援システム」を設置し、水道事業の円滑な運営を支援するために運用しています。
このシステムは平成8年度から運用を開始し、機能を「追加」・「拡張」しながら、現在は次に示す機能を
持っています。
【水道施設などの各種台帳】
浄水場、ポンプ場、導水管、送水管などの水道施設の維持管理に必要な情報をデータベース化したもの
【水道工事などの事業台帳】
施設の設置・改修工事など、実施事業をデータベース化し、必要な事務支援を行うもの
【地図情報システム】
導水管、送水管の管路情報を電子地図上に情報登録したもの
【水理解析機能】
「地図情報システム」を使用した、管内の水量や圧力を計算するもの
【事故対策支援機能】
漏水事故が発生したときに復旧作業を助けるもの
【文書ファイリングシステム】
水道事業に必要な書類などを、電子データ化して納めたもの
また、当システムは通常業務の活躍のみならず、渇水時・事故時にも活躍します。