電子入札とは?
IT基本法に基づく行政情報化の一環で、入札金額の提示等を書面に代わりインターネットを介した電子文書で行う入札方式です。
電子入札の目的及び対象業務について
電子入札を導入することにより、入札参加者が入札会場まで要する移動時間や入札そのものにかかる拘束時間を軽減し、人件費等のコスト削減を図っています。
平成20年6月の電子入札導入時から順次対象業務を拡大していき、平成28年10月1日より公告又は指名通知を行う土木施設除草業務が加わったことで、現在ではすべての建設工事及び建設工事に関連する委託業務が電子入札の対象となっています。
くじ引きについて
入札時に選んだくじ番号と、入札書が電子入札システムのサーバーに到着した時間から、下記の方法により落札候補者を決定します。
- 入札日時の早い順番に入札者に番号を付ける。
- 入札日時の秒とくじ番号を足す。
- 入札者数で2で得た数字を割り、余りに1を足す。
- 3で得た数字と一致する番号を1で付与された入札者を落札候補者とする。
- 2番手以降を決める必要がある場合は、落札候補者を除いた他の入札者で2から4の手順を繰り返す。
例)
|
入札日時 |
くじ番号 |
A社 |
4月1日14:27:32 |
012 |
B社 |
4月2日10:45:08 |
123 |
C社 |
4月1日12:00:56 |
999 |
D社 |
4月3日16:08:58 |
735 |
1 A社:2、B社:3、C社:1、D社:4
2 (32+012)+(08+123)+(56+999)+(58+735)=2,023
3 2,023÷4=505余り3 3+1=4
4 D社当選
5-1 A社:2、B社:3、C社:1
5-2 (32+012)+(08+123)+(56+999)=1,230
5-3 1,230÷3=410余り0 0+1=1
5-4 C社2番手当選
6-1 A社:1、B社:2
6-2 (32+012)+(08+123)=175
6-3 175÷2=87余り1 1+1=2
6-4 B社3番手当選
結果:D社1番、C社2番、B社3番、A社4番
▲このページのトップに戻る