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　平成26年に奈良県で開催（秋頃予定）の「第34回全国豊かな海づくり大会」の奈良県実行委員会第2回総会が5月17日、奈良市内で開催されました。
　総会では、大会テーマが決定されたほか、広報役を務める「せんとくん」の海づくり大会コスチュームを実行委員会会長である荒井正吾奈良県知事が披露。大会の実施に向け、通例であれば、天皇皇后両陛下御臨席のもと功績団体表彰や大会決議を行う式典行事、両陛下が県内生息魚類の放流を行う放流・歓迎行事のほか、企画展示やステージイベント、物産販売などを行う関連行事などを盛り込んだ基本計画が承認されました。会場は、県南部地域になる予定です。

　全国豊かな海づくり大会は、水産資源の維持培養と海や湖沼・河川の環境保全の大切さを広く全国に発信することを目的に、昭和56年から毎年各地で開催されています。
　海のない奈良県での開催は、山や川に光を当て、「山は川を育み、川は海を育む～山・川・海の自然の恵みを未来に～」を基本理念として、豊かな自然の恵みを次世代に引き継ぐため、健全な水循環の形成を目指します。