平成16年度は、奈良県内産農産物72検体、県外産農産物10検体、輸入品8検体について、残留農薬検査を実施しました。
このうち、27検体から残留農薬を検出しましたが、そのうち県内産のなすから食品衛生法の基準を超える農薬を検出しました。このなすについては、収去後3日後に結果が判明し、直ちに流通状況の調査を行ったところ、流通していないものであったことを確認しており、また、出荷者に対して、生産方法等の指導を行っています。
そのなすびを除いた農産物について、5月末に施行されるポジティブリスト制度に当てはめても、違反となるものはありませんでした。
なお、検査した農薬は、殺虫剤56種、殺菌剤20種、除草剤14種、その他1種でした。
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