JR大阪駅で観光PRイベントを開催
10月24日・25日の2日間にわたり、国内外の地方に伝わる伝統や芸能、食文化等の魅力を発信して、地方政府への関心を高め、本県と参加団体への観光誘客を図るため、観光プロモーションイベント「インターナショナルトラベルフェアウィズローカルガバメンツ2015」が大阪ステーションシティ(JR大阪駅)で開かれました。 海外12か国、35地方政府と国内23道府県の観光PR・物販ブースや紹介コーナーを設けるとともに、多彩なステージイベントやグルメフェアが行われました。ステージイベントでは、民族衣装のファッションショーのほか、海外の舞踊や楽器演奏、国内ではご当地キャラショー等、さまざまなプログラムが繰り広げられ、観客と一体となった盛り上がりを見せていました。好天に恵まれ、来場者数は2日間で約11万5千人に上りました。
10月25日~27日、県が主催する「第6回東アジア地方政府会合」が奈良市内で開かれました。 新たに中国四川省成都市など3地方政府が会員として加入し、今回会合には日本・中国・インドネシア・マレーシア・韓国・ベトナムの6か国42地方政府が参加しました。 開会式では、荒井正吾奈良県知事が「地方政府の代表の皆さんから地域の実情や課題を忌憚なく報告し合い相互理解を深めつつ、課題解決に向け意見交換をしたい」と挨拶しました。 会合では、中国旅遊研究院院長の戴斌(だいびん)さんから「中国人観光客から見た奈良、中国人観光客を奈良へ誘致する好機」と題した基調講演、三重県から「インバウンドの促進」をテーマに8月に開催した分科会の報告、韓国忠清南道から「三農(農業・農村・農民)フォーラム」の報告が行われました。 グループ討議では、「観光による地域経済の振興」、「まちづくり、地域づくり」、「農業・農村振興」の3テーマについて、課題解決に向け、それぞれ活発な議論を重ねました。
11月5日、県内への企業立地を促進するため、「奈良県企業立地セミナーin東京」が開かれました。首都圏の企業関係者ら約100人が参加しました。県内の企業代表によるゲスト講演とともに、荒井知事がトップセールスを行いました。 まず、パワーアシストスーツの開発等に取り組むアクティブリンク株式会社代表取締役社長藤本弘道さんに「奈良からのパワーバリアレス社会への挑戦」と題して講演していただきました。続いて、国産オーガニック化粧品の製造販売等を手がける株式会社クレコス代表取締役社長暮部恵子さんに「新しいものを生み出す『はじまりの奈良』の力」と題して講演していただきました。 最後に荒井知事が「奈良県での新事業展開へのお誘い」と題したプレゼンテーションを行い、奈良県の良好な立地環境や、県の優遇制度などを紹介しました。また、今回は特に、ゲスト講演になぞらえ、起業されたベンチャー企業の支援など産業おこしにも力を入れていることをアピールしました。
平成29年秋に奈良県で開催されることが内定している「第32回国民文化祭・なら2017」のマスコットキャラクター「国民文化祭せんとくん」が、10月29日、県庁で初披露されました。 県章をあしらった紋付き袴姿のせんとくんは、唐櫃(からひつ)の中に、鼓、横笛、筆と硯、茶せんと茶碗などの伝統芸能を伝える小道具を持参し登場。これらは、「日本文化の源流を探る」などのキーワードをもとに展開する国民文化祭を象徴したものです。 今後は、「第32回国民文化祭・なら2017」のPRのため、県内外のさまざまなイベントに登場する予定です。
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