平成20年7月1日 奈良県地価調査 結果概要
本年の奈良県地価調査によると、本県の地価は、全用途(林地を除く。)の対前年平均変動率がマイナス0.1%となり、昨年17年ぶりに0.2%上昇した地価が再び僅かではあるが、下落に転じた。
[住 宅 地]
- 住宅地の地価は、平均では、変動なく横ばい(昨年0.5%の上昇)
- 昨年と同様、調査地点の約半数が上昇又は横ばい
- 昨年比較的高い上昇率を示した、近鉄けいはんな線沿線等の交通利便性の良い地点や環境良好な住宅団地を有する地域は、上昇幅が概ね縮小
- 大阪都心部への交通アクセスの面で劣る地域は、昨年とほぼ同様の下げ幅で下落が継続
[商 業 地]
- 商業地の地価は、平均では、0.2%の上昇(昨年0.7%の上昇 )
- 昨年と同様、調査地点の約7割が上昇又は横ばい
- 昨年比較的高い上昇率を示した、商業施設が集積し繁華性のある地点や周辺住宅地の地価上昇の影響を受けた地点は、上昇幅が概ね縮小
- 旧来の駅前商店街等繁華性の劣る地域は、下げ幅はやや縮小しているものの、依然として下落が継続
基準地価格一覧