議題(1)奈良県消費生活審議会の会議の公開の概要について
公開基準、傍聴要領の(案)について、いずれも全委員
から賛同を得た。
議題(2)「消費者庁設置」と県消費者行政充実計画案について
委員からの主な質疑としては、相談員連絡協議会の御前
委員から、現在の奈良県の相談窓口の少なさ、相談員は
複数の市町村を掛け持ちで担当している現状、給与待遇
面の低さ、市町村職員の消費者問題の認識の低さ、消費
者行政に関する市町村職員研修会を県で実施してほしい
こと、消費生活相談員と県の関連行政機関との情報交換
の場の設定など、数多くの意見が出されました。
中井委員からも、相談員の有資格者で相談員になって
いない人がいるのは、給与面での低さが原因ではないか
との意見がありました。
逸見委員からは、県の説明の中での「近畿府県で事業
者指導員がいないのは奈良県だけ」の現状に対し、奈良
県が消費者行政で遅れている部分、低位にある部分につ
いてはレベルを上げるよう、本審議会としても知事に要
望してはどうかの意見が出されました。
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