看護とは、病院で働く看護職だけのものではなく、「子供から老人までの全ての人がよりよい人生をを送るために必要な手助け」をすることであり、病院はもちろんのこと家庭・職場等、人が活動しているあらゆるところに必要な手立てと言えます。
看護職は、保健、医療、福祉という、人の命と健康を守る分野全般で仕事をする専門職です。仕事の内容はさまざまですが、「看護」という言葉、すなわち「看=手をかざしてみる、ながめる」「護=助ける、守る」の示すとおり、対象となる人をよく見て、必要な援助を行うことが基本となり、やりがいと誇りをもてる仕事です。
厚生労働大臣の免許をうけて、保健所や市町村で、地域の方々が健康にすごせるよう助言や指導を行います。また家庭療養をしている人が、快適な療養ができるよう支援します。
厚生労働大臣の免許を受けて、出産の際の分娩介助や、妊婦への生活指導、出産後には育児支援などを行います。現在は女性のみの職業で、個人で助産院を開設することもできます。
厚生労働大臣の免許を受けて、病院や診療所などで、入院患者や家庭療法をしている火・家族に対して日常生活を援助・助言します。医師が診療・治療を行う際には、安全で効果的に行えるよう援助します。
都道府県知事の免許をうけて、医師や看護師の指示に従っての看護業務が主です。資格取得後には、看護師養成所2年課程に進学し、看護師の資格を得ることができます。