自殺予防週間について
世界保健機関 (WHO)は、9月10日を「世界自殺予防デー」として制定しています。2003年にWHOと国際自殺予防学会(IASP)が共同で開催した世界自殺防止会議(スウェーデン・ストックホルム)の初日に、自殺に対する注意・関心を喚起し、自殺防止のための行動を促進することを目的として制定されました。
このことにちなみ、日本では平成19年度から、毎年9月10日からの1週間を「自殺予防週間」としています。
自殺予防週間の目的
自殺予防週間中は、日本中で自殺予防に関する集中的な啓発事業等の実施を通じて、国民に自殺や精神疾患についての正しい知識を普及啓発し、これらに対する偏見をなくしていくとともに、命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対応方法等について国民の理解の促進を図ることを目的としています。