住宅塗装工事中における一酸化炭素中毒及びガス機器破損等の事故が、2017年から2021年の5年間に全国で54件発生しています。これを受け、経済産業省産業保安グループガス安全室長より住宅塗装工事中のガス事故防止について注意喚起がありました。
住宅塗装工事において、養生のためビニールシート等で給気・排気部が閉塞された状態のままガス機器を使用することは一酸化炭素の発生、異常燃焼、爆発等につながり極めて危険です。過去には消費者が死亡した事例も発生しています。
液化石油ガス販売事業者の皆様におかれましては、住宅塗装工事等を行う場合の消費設備の使用について、周知等の保安業務を適切に実施してください。
経済産業省ホームページ
住宅塗装工事等におけるガス機器の給気・排気部の閉塞による一酸化炭素中毒事故の防止について