若者世代や外国人観光客をターゲットに、世界文化遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の認知度向上と、歴史文化資源に興味を持っていただくきっかけとなることを目指して、今回、世界をフィールドに活躍する写真家・石川直樹さんに撮り下ろしていただき、冊子を作成しました。
この冊子を手に、実際に現地を巡りながら、「飛鳥・藤原」の土地に残る国づくりに邁進した人々の気配を感じていただけたらと思います。
1.冊子概要
(1)タイトル:飛鳥・藤原を歩く
(2)ページ数:28ページ
(3)内容:写真家・石川直樹さんに撮影いただいた「飛鳥・藤原」の構成資産や、今も謎を残す不思議な石造物等の写真。
遺跡の解説や日本と東アジアの動きを比較できる飛鳥時代の年表、写真とリンクしたMAP等
2.発行部数
日本語 20,000部 、 英語 6,000部
3.配布場所
奈良県世界遺産室、県立文化施設(奈良県立図書情報館、奈良県立万葉文化館、橿原考古学研究所附属博物館 等)、
県内市町村観光振興等担当課、奈良まほろば館 等
そのほか、今後、県開催のイベント等で配布を予定
■Profile
石川直樹
1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞。2011年『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。2020年『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『まれびと』(小学館)により日本写真協会賞作家賞を受賞。また、2023年、東川賞特別作家賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。
<「飛鳥・藤原を歩く」 WEBサイト版>
URL:https://www3.pref.nara.jp/miryoku/narakikimanyo/2890.html