世界遺産暫定一覧表記載
「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」のシンボルマーク決定!!
先般、「飛鳥・藤原」のシンボルマークを募集させていただいたところ、177点と多数の応募をいただきました。
誠にありがとうございます。この度選考委員会を開催し、厳正な審査の結果、最優秀賞1点ならびに優秀賞3点の作品が決まりましたので発表します。今後は、最優秀作品を「飛鳥・藤原」の世界遺産登録に向けたシンボルマークとして活用させていただきます。
[応募作品総数 177作品]
・応募者都府県別内訳 県内:121作品 県外:56作品(青森県~沖縄県まで全16都府県)
(応募期間:H21年6月22日~8月31日)
[選考委員会の構成]
委員長:大西治雄(奈良デザイン協会長 京都嵯峨芸術大学講師)
委 員:脇田宗孝(奈良教育大学名誉教授・特任教授)
〃 :島崎 裕(奈良県立高円高等学校教諭)
〃 :稲村和子(奈良県文化観光局文化課長)
〃 :藤田 尚(明日香村政策調整課長)
〃 :竹田勝彦(桜井市教育委員会事務局文化財課長)
〃 :酒井常也(橿原市企画調整部世界遺産推進課長)
(選考委員会開催日:H21年10月5日、10月19日)
[賞及び副賞] 最優秀賞1作品:賞状と副賞(賞金 10万円)
優 秀 賞 3作品:賞状と副賞(賞金 1万円)
[最優秀賞作品:1作品]
作者氏名:匿名希望
住 所:奈良県奈良市在住
作品意図:飛鳥・藤原の宮都の日本文化の原点(熱い心)と
その秘めたる神秘性を中心の球に、また、宇宙に
はばたく姿を周りのフォルムにデザインし、世界に
向けて発信していくイメージを表現しました。
[優秀賞作品:3作品]
作者氏名:林 健造(はやし けんぞう)様
住 所:東京都新宿区在住
作品意図:飛鳥の「飛」の字は漢字の起源からいう
と、象形文字として鳥の頭と羽根を表し
ている。したがって、「はるか古代に思い
をはせ世界に発信する文化遺産」のイメ
ージで飛翔する鳥をシンボル化した。・乁
の部分の・(点)は鳥の目であり、・乁自体
はasukaの頭文字aでもある。
作者氏名:森 茂樹(もり しげき)様
住 所:奈良県大和高田市在住
作品意図:飛鳥時代の宮跡、寺院、多くの遺構、土
器等多くの出土遺物が当時の様子を私達
に語りかけ思いをはせる遺跡群に思わず
手を合わし感謝する心をデザイン。上部
のパターンは大和三山を、下部は飛鳥地
域を表しています。バックの唐草で飛鳥
時代を表現。

作者氏名:山本 千尋(やまもと ちひろ)様
住 所:奈良県橿原市在住
作品意図:「宮都」と呼ばれる飛鳥藤原。律令国家
の拠点であったという意味を込めて、天子
の居住空間を指す「宮」という文字をマー
ク化した。ウ冠の部分に大和三山を表現す
るとともに、その両端を唐草模様に仕上げ、
より宮都のイメージが伝わりやすいように
デザインした。また、飛鳥・藤原の広大な自
然の美しさを表現するため、色は落ち着き
と親しみを感じる若草色を使用した。