知事定例記者会見において4件の発表を行いました。
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多様な農業の担い手確保に関する取組
「サステナブルな水田営農に関する取組」については、小規模農家を対象に2ha・3戸以上のグループで水稲栽培の共同作業などへの取組に支援することで、赤字経営を脱却し、水田営農が持続し、地域の農地が守られることを目指す取組について説明しました。
「企業の農業参入に向けた取組」については、地域農業の新たな担い手として期待される農業参入を希望する企業を対象に、農地情報の提供や営農指導など一体的に支援していくことを念頭に置いて、まずは企業への農業参入に対する意向調査や参入先の候補となる農地調査を進めることを発表しました。
知事は、「本当に農業の現状は厳しい状況にある中で、生産額の減少や耕作放棄地の増加を食い止めるために、行政が少しでもできることは何でもしていこうという意気込みでこれらの取組を進めていきたい」と語りました。
奥大和地域におけるアウトドア・スポーツツーリズムの推進について
知事は「奥大和地域が有する豊かな自然や、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」など、他地域にはない地域資源を活かして、ファミリー層や競技者層、外国人観光客など、国内外から幅広い誘客が見込まれるアウトドア・スポーツツーリズムを推進する」と述べました。
大阪・関西万博会場での奈良県催事について
知事は「万博会場のEXPOアリーナでは春日若宮おん祭りをはじめとした無形文化財、日本酒やお茶といった県に古くから伝わる文化を、関西パビリオン及び河瀨パビリオンでは県内全市町村の魅力を、それぞれ国内外に発信していきたい」と説明しました。
県職員からの公益通報に係る庁外窓口の設置について
知事は「庁外窓口を設置することにより、県職員が安心して公益通報することができる環境を整備したい」と説明しました。