奈良県では、このたび「水害リスクマップ」を作成しました。
水害リスクマップは、流域治水の推進を目的として、年超過確率1/10、1/30、1/50、1/100、1/200の降雨により浸水した場合に想定される多段階の浸水想定図を重ね合わせたもので、降雨の発生頻度ごとに異なる浸水範囲を視覚的に確認することができます。
これまで奈良県では、水防法に基づき、住民等の迅速かつ円滑な避難に資する水害リスク情報として想定最大規模降雨による「洪水浸水想定区域図」を作成し、公表してきました。
今回、新たに大和川水系内の土地利用や住まい方の工夫の検討及び水災害リスクを踏まえた防災まちづくりの検討など、流域治水の取組を推進することを目的として、発生頻度が高い降雨規模の場合に想定される浸水範囲や浸水頻度を明らかにするために、「水害リスクマップ」を作成しました。
※直轄部の大和川等水害リスクマップはすでに国において公表済みであり、今回県管理である大和川水系の18水位周知河川*
の水害リスクマップを重ねる形で公表します。
*大和川、葛下川、竜田川、富雄川、曽我川、高田川、葛城川、飛鳥川、寺川、米川、地蔵院川、秋篠川、能登川、布留川、
高取川、佐保川、高瀬川、岩井川