奈良県内には、平成22年1月時点で10,526橋の道路橋がありますが、これらの橋梁の多くは、高度経済成長期の1950年代後半から1970年代前半に建設されており、本県の経済発展に多大な役割を果たしてきましたが、建設後50年を経過することで想定していなかった劣化・損傷の危険性が高まってきています。
このため、本県でも、橋長15m以上の県管理橋梁の点検・調査を行い、「奈良県橋梁長寿命化修繕計画」をとりまとめ、「事後保全」から「予防保全」への方針転換に組織的に取り組み、道路橋の安全・安心な通行の確保や維持管理コストの削減を図ることとしました。
なお計画に基づき、県民の皆様のご理解とご協力を賜りながら、点検や維持補修を計画的に行う事により、安全で信頼性の高い道路サービス向上を図って参ります。