森林共生推進課の主な仕事
普及指導事業
東部普及指導区の概況及び特色
1. 位置及び面積
当区は、県の北東部に位置し、宇陀市(旧大宇陀町、旧菟田野町、旧榛原町、旧室生
村)、 山辺郡山添村、宇陀郡曽爾村及び御杖村の1市3村で構成され、北は奈良市と、
東は三重県伊賀市、名張市、津市及び松阪市と、南は三重県松阪市及び当県吉野郡東吉
野村と、西は奈良市、桜井市とそれぞれ接しており、総区域面積は44,136ha、そのう
ち森林面積は33,605haで、林野率76%である。
2. 特色
区域内の森林のうち民有林は33,581haで、その77%が人工林である。また、除間伐等
の保育を必要とする12齢級以下の林分が、人工林のうちの78%を占めている。
所有形態は、 5ha未満の森林所有者が9,517人と、森林所有者全体の87%を占めてお
り、零細所有者が多いのが特徴となっている。
区域内及び下流の三重県域には、利水目的のダムがあり、水源地域として大きな役割を
有している。さらに、区域内には室生赤目青山国定公園地域があり、保健休養・文化・教
育の場として活用されるなど、木材生産はもとより、森林の公益的機能上からも、重要な
役割を担っている。
東部普及指導区の主な重点事項
1.高度な森林施業・生産技術等の普及指導
1)森林施業の指導(間伐技術、施業放置林対策など)
2)高性能林業機械作業システムの普及
3)高密度作業路網整備の推進(低コスト化、壊れにくい開設技術)
4)特用林産栽培技術指導(きのこ類の栽培技術、シオデ・タラノキ栽培技術など)
2.林業経営者等の育成・確保
1)林研・女性林研グループのリーダーの育成
2)林研・女性林研グループの活動支援(保育コンクール、地域特産品の商品開発など)
3)森林組合の育成指導(経営基盤強化、施業の集約化推進など)
3.森林環境教育の指導者等の育成
1)森林環境教育指導者養成研修への参加啓発
2)森林環境教育推進事業「森の学校」の開催を通じた森林・林業の普及啓発と指導者養成
リンク
森林環境税について
(森と人の共生推進課ホームページ)
森林環境教育について
(森と人の共生推進課ホームページ)
森の学校 間伐体験
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森の学校 木工クラフト体験 |
きのこ栽培技術研修会
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きのこ栽培技術研修会
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林道事業・治山事業
県営治山事業の実施および市村営事業の指導等を行っています。
治山事業は、山地災害、地すべり等による被害の防止及び保安林の機能を維持強化
するため、渓流や山腹斜面を安定させるのに必要な治山ダム工、土留工等の施設の整
備や植栽、森林造成等により、荒廃地、荒廃危険地等の復旧整備を行うものです。
林道事業は、森林整備を行う現場へのアクセス道として、就労条件の改善効率化が
図られ、木材搬出作業のコスト軽減が可能となるほか、地域住民の生活道路としても
利用されています。
治山事業 施工前
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治山事業 施工後 |
林道事業
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搬出間伐
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担当地区…宇陀市、山辺郡山添村、宇陀郡曽爾村、宇陀郡御杖村