市場食品検査課の業務

中央卸売市場の施設・設備が適切に維持管理され、食品が衛生的に取り扱われるか、食品衛生監視員が監視しています。

<早朝監視>

せり開始前からせり売場や仲卸店舗を巡回し、食品の衛生状態、取扱方法などについて監視します。


<通常監視>

卸売場棟や食品関係施設を巡回し、食品の表示内容や設備・器具の衛生状態などを監視します。


                     

市場を流通する食品が安全で衛生的であるか確認するため、検査しています。

【食品検査】

食品衛生法等に基づき、流通食品などを採取して「収去検査」を行います。国や県の計画等に即して実施しています。検査の結果、法令で定められた基準に適合していないことが判明した場合は、指導や行政処分を行います。

 

<微生物検査>食中毒菌などの汚染がないか、培養検査により確認します。


<理化学検査>食品添加物の含有状況を検査し、成分規格や使用基準に適合しているか確認します。

 

【施設検査】

加工場や仲卸店舗などの施設監視の一環として、拭き取り検査を実施します。検査結果は、衛生指導に活用しています。

  ※設備・器具・手指などの細菌汚染状況を調べるため、拭き取り検査用資材を用いて表面を拭き取り、検査室で培養検査を行います。

衛生講習

 

市場内事業者を対象に食中毒予防、衛生管理、食品表示等についての講習会を開催するなど、食の安全・安心の確保に必要な知識の普及啓発に努めています。