「E-夢 はっしん!」
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発行:奈良県教育委員会事務局企画管理室
常に考えること
奈良県教育研究所
副所長 堀川 忠道
ホテルで宿泊客などの要望に対応する職業、コンシェルジュは、客の心地よさを創造し、演出するプロのサービスパーソンです。東京の某ホテルに、阿部佳さんという世界に認められる凄腕のコンシェルジュがいます。彼女が著書やテレビで語っている仕事に対する姿勢に、我々教員も学ぶべきところがあるので紹介します。
彼女は「人の心持ち(つまり言葉の向こうの心)を読み取る。」「客と接するとき、マニュアルどおりにできて当たり前、プロのコンシェルジュは客の期待以上のものを提供する感性が不可欠だ。」と語っています。客は他人ですからコンシェルジュは推測するしかないのですが、コミュニケーションをしながら客の心持ちにどれだけ近づけるかにコンシェルジュの存在価値があるとのことです。
これを学校現場に置き換えてみると、教員には、まず、子どもの発する言葉の中に、埋もれた本音や主張の本質を見抜くことが大切と考えます。そして、教員は、必要に応じて引き出せる信頼のおける「情報ネットワーク」をもち、子どものこれからの成長に最もふさわしいプランが提供できる準備が必要だと思います。
しかし、学校では、日々教員が子どもの夢の実現に向けて学習指導や進路指導等様々な教育活動に熱心に取り組んではいるものの、現状は決して満足できる結果ばかりとは言えません。そして奈良県には学習意欲の低下や不登校の問題等様々な教育課題が存在しています。
そこで、これからも我々一人一人が奈良県の全ての子どもたちが夢の実現に向けて健やかに成長していけるよう、今まで以上にできることはないかを考えに考え抜いて、日々研鑽していかなければならないと考えます。
当研究所におきましても、学び続ける教職員を支援するため、研鑽の場としての研修講座等をより一層充実してまいります。
【1】“教育セミナー2015”を開催しました!
<県立教育研究所>
平成27年5月29日(金)に、県立教育研究所において、「ともに学ぶ!~学びの可能性をひろげるICT活用~」をテーマに「教育セミナー2015」を開催しました。当日は、幼稚園、小学校、中学校、県立学校等の教職員を中心に、400名を超える方々の参加を得て、本県の教育について共に考えました。
全体会では、ICTを活用した授業について、実践例の動画を交えて紹介や提案を行いました。来場者から、実際活用されている例の発表があったり、効果的なICTの用い方などについて意見が交わされたりしました。
研究発表では、プロジェクト研究や個人研究など、教職員や指導主事等が昨年度取り組んだ、本県の教育課題の解決や授業改善に向けた取組の成果を発表しました。教科等研究会や県内大学からも、ICTを用いた教材開発の実践例などが報告されました。また、ロビーや廊下には、参加された方々に指導のヒントをまとめたパネルを展示するとともに、教材教具等の展示やICT機器などの体験コーナーも設けました。
研究発表後の館内開放の時間には、「“未来の先生”との語らい」のコーナーで、教員を志望する学生と参加者が、「明日の教育」について活発に語り合う姿が見られました。
参加された方の感想として、全体会については、「ICTの様々な活用法があることを知った。」、「ICTの活用に苦手意識があったが、出来ることからやってみたいと思った。」、研究発表については、「これからの授業で生かせる必要な知識をいただけました。」などがありました。今回の教育セミナーを通して、お聞きいただいた研究発表や体験をしていただいたことが、本県の教育の発展につながることを願っています。たくさんの皆様方のご参加、本当にありがとうございました。
詳しくは、次の教育研究所のWebページをご覧下さい。
Webページはこちら
<開会式の様子> |
<全体会の様子> |
<分科会の様子> |
<教員志望の学生の発表の様子> |
※お問い合わせ先
県立教育研究所 研究開発部 教科教育係
TEL 0744-33-8903
【2】国の文化財指定の答申について
<文化財保存課>
平成27年6月19日(金)に開催された、国の文化審議会(会長 宮田 亮平)において、史跡名勝天然記念物等の指定の答申が行われました。そのうち奈良県に関係するもの5件は次のとおりです。
史跡の新指定 1件
1.名 称 史跡 上牧久渡古墳群(かんまきくどこふんぐん)
2.所在地 奈良県北葛城郡上牧町大字上牧
3.面 積 指定地 : 17,362.33 ㎡
4.概 要 奈良盆地北西部に位置する、7基からなる古墳時代前期及び終末期の古墳群。前期初頭の3号墳は、中国製の鏡や鉄製武器が出土しており、奈良盆地の中でも最古級の古墳である。大和政権成立期の諸集団の集団関係を考える上で重要。(7基からなる古墳群で、奈良盆地の中でも最古級の古墳を含むことで重要。)
史跡の追加指定 3件
1.名 称 牽牛子塚古墳・越塚御門古墳(けんごしづかこふん・こしつかごもん)
2.所在地 奈良県高市郡明日香村大字越
3.面 積 既指定地 : 11,556.80 ㎡ 追加指定地 : 825.10 ㎡
4.概 要 牽牛子塚古墳は、対辺22mの墳丘裾部に切石(きりいし)が敷かれた7世紀後半の八角形墳。横口式石槨の周りを切石が取り囲む構造である。越塚御門古墳は牽牛子塚古墳に隣接した7世紀後半頃の古墳。両古墳は飛鳥時代の古墳の在り方を知る上で重要。牽牛子塚古墳にかかる地点で条件の整った部分を追加指定する。
1.名 称 菖蒲池古墳(しょうぶいけこふん)
2.所在地 奈良県橿原市菖蒲町四丁目
3.面 積 既指定地 : 99.00 ㎡ 追加指定地 : 2,576.00 ㎡
4.概 要 これまで2基の家形石棺を納めた横穴式石室として知られていたが、発掘調査により、一辺約30mの方墳であり、墳形と出土した須恵器から7世紀中葉に築造された終末期古墳であることが判明。これまで石室部分のみの指定であったため、今回、墳丘部分を追加指定する。
1.名 称 大安寺旧境内附石橋瓦窯跡(だいあんじきゅうけいだいつけたりいしばしかわら
がまあと)
2.所在地 京都府綴喜郡井手町大字井手小字清水
3.面 積 既指定地 : 270,047.97 ㎡ 追加指定地 : 161.76 ㎡
4.概 要 奈良時代、平城京遷都に伴い造営された古代を代表する官立寺院跡。今回、大安寺所用の瓦を生産した「棚倉(たなくら)瓦屋(かわらや)」と考えられる石橋瓦窯跡について、地籍調査の成果に基づき範囲が確定した部分を追加指定する。
史跡の追加指定及び名称変更 1件
1.名 称 熊野参詣道(くまのさんけいみち)
2.所在地 和歌山県海南市・有田市・田辺市・新宮市・有田郡広川町・西牟婁郡上富田町・
西牟婁郡すさみ町・東牟婁郡那智勝浦町・東牟婁郡串本町
3.面 積 既指定地 : 89,292.92 ㎡ 追加指定地 : 1,295,539.35 ㎡
4.概 要 平安時代より中世・近世を通じて利用された熊野三山への参詣のための道で、既指定の中辺路・大辺路に分岐するまでの道である紀伊路のほか、中辺路・大辺路の遺存状況の良好な道筋及び関連する神社、王寺跡等を追加指定し、名称を変更する。
※お問い合わせ先
文化財保存課 記念物・埋蔵文化財係
TEL 0742-27-9866
【3】文化財保存課・文化財保存事務所Facebook開設について
<文化財保存課>
文化財保存課・文化財保存事務所では、迅速に、広範囲に文化財の情報を提供していくことを目指し、新たにFacebookのページを開設しました。
皆様のアクセスをお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。
新たに開設するFacebookのページ
文化財保存課・文化財保存事務所Facebook「なら de 楽しむ文化財」
(URL:https://www.facebook.com/naradebunkazai)
下記、文化財保存課ホームページからもリンクしています。
(URL:http://www.pref.nara.jp/1700.htm)
※お問い合わせ先
文化財保存課 記念物・埋蔵文化財係
TEL 0742-27-9864・9866
五條市立五條中学校は、防災・安全活動に関する取組において、昨年度、文部科学大臣表彰を受けられました。
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生徒の判断力を向上させ、自ら行動できる防災教育
~ 生き抜いて、助けられる人から助ける人へ ~
五條市立五條中学校
平成23年3月11日,東北地方を中心に襲った東日本大震災。五條市では平成23年9月に、豪雨による未曽有の水害がもたらされた。また、今年4月25日にネパール大地震も発生し多くの命が犠牲となり、災害の恐ろしさを改めて実感させられた。
このような状況をふまえ、本校では今後数十年以内に起こるであろうと言われている大地震の際に、適切な行動がとれる生徒の育成を目指し、日頃の危機管理意識を高め、自らの命を守る判断力と行動力を向上させる取組を行っている。また、災害時には本校が地域の避難所に指定されていることから、過去の被災地の教訓を基に、教員や生徒が避難所において果たせる役割を想定し、避難所運営についての研修を深め、本校の防災教育のあり方を見直し、実践を通した防災教育を進めている。その一つとして、防災教育宿泊訓練を紹介したい。
宿泊訓練を実施するにあたっては、二つの目標を提示した。一つは、災害時における避難所設置の準備を通して、地域の人々と共に適切な避難所生活を送ることができること。もう一つは、支援者の立場から災害時に率先して行動することである。さらに、自主的に行動できる力の育成も目指している。訓練に参加した教員・生徒と自治会・地域の方々やPTA保護者は、初対面の方々が多いので自己紹介を済ませた後に白色のガムテープを使って簡易名札を胸元に張り付け、互いに名前で呼び合うようにした。次に段ボールパーティション(間仕切り)作業を行い、120㎝近くある段ボールとクリップを利用して間仕切りをした。
次に、五條市水道局からの給水ポンプ車の給水支援により、本校が用意した500ℓ用給水タンクに飲料水が給水され、四つの蛇口を装着した簡易施設と連結した。蛇口を四つにすることで水を使用する行列を緩和し、スムーズな給水が可能となり、この水を使用して野外炊飯を行った。食事については、必要最小限を心がけ、電気・ガス・水道などのライフラインが停止したことを想定すると、明るいうちに食事を済ませることが大切であることが分かった。物足りなさを感じながらも生徒たちは、限られた食事量を守りながら、自治会・保護者の参加者に配膳する姿も見受けられた。次に、夜にダーク&ライト体験活動を行った。光のない不便さの体感だけでなく、暗闇の中で行動する際、どんな小さな光でも存在すれば、不安を和らげ、安全かつ迅速な行動がとれることを実感できた。また、AED実習研修にも生徒たちは真剣に取り組んだ。そして、人命救助を行う上で、恥ずかしさや照れは命取りとなることを実感した。
なお、この防災教育宿泊訓練は、本年度も8月23日~24日に行う予定である。
<パーティション作業の様子> |
<給水支援の様子> |
<野外炊飯の様子> |
奈良北高等学校「奈良TIME」の取組
県立奈良北高等学校
本校の奈良TIMEは、総合的な学習の時間に行っています。本年度は「奈良のおすすめを英語で紹介しよう」、「奈良のスポーツ」、「奈良県の地理」、「古典に登場する奈良にまつわる民話や伝説」、「藤原京を世界遺産に」の五つのテーマを設定し、それぞれ時間数を決めて、第1学年の担当者が各クラスで実施しています。
今回は「奈良のおすすめを英語で紹介しよう」を紹介します。奈良には世界中からたくさんの観光客が訪れますが、この取組では、奈良の名所・旧跡や名物を英語で紹介する文章を作成します。生徒たちは最初にテーマを自由に設定するので、「東大寺」、「春日大社」、「平城宮跡」等の名所、「三輪素麺」、「柿の葉寿司」、「奈良漬け」等のオーソドックスな食べ物、「日本一長い路線バス」、「鹿のふん」、「生駒のレインボーラムネ」といったマニアの間では有名なものまで多岐にわたります。
生徒は、それぞれのテーマに沿ってインターネットなどで資料を探し、日本語で原稿を書きます。その後、英語に訳してALT(外国語指導助手)の先生にチェックをしてもらって完成です。生徒はこの取組を通して、奈良の伝統や地場産業について詳しく知り、奈良の「いいところ」を再発見するとともに、奈良への愛着を深めています。
<原稿作成の様子> |
<ALTによる指導の様子> |
<ALTによる指導の様子> |
<学校教育課>
高校入試インフォメーションのコーナーでは、中学生の皆さんや保護者の方々に、平成28年度入試についての情報を紹介しています。
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平成28年度県立高校入学者選抜の日程が決まりましたので、お知らせします。主な選抜の実施日程は次のとおりです。
1 入学者選抜の種類と日程
○ 特色選抜、大和中央高校定時制課程A選抜
願書受付:平成28年2月15日(月)・16日(火)
学力検査等:平成28年2月22日(月)・23日(火)
(学科・コースによって2日間実施します。)
合格発表:平成28年2月26日(金)
○ 一般選抜、大和中央高校通信制課程選抜
願書受付:平成28年3月4日(金)・8日(火)
学力検査等:平成28年3月14日(月)
合格発表:平成28年3月17日(木)
○ 二次募集、大和中央高校定時制課程B選抜
願書受付:平成28年3月22日(火)
学力検査等:平成28年3月24日(木)
合格発表:平成28年3月25日(金)
○ 大和中央高校通信制課程二次募集
願書受付:平成28年3月22日(火)、28日(月)
検 査:平成28年3月29日(火)
合格発表:平成28年3月30日(水)
2 学力検査等
<特色選抜>
各実施校は、3教科の学力検査(学校によっては2教科の学力検査)を実施するとともに、学校独自検査、面接、実技検査の中から1種類以上の検査を実施します。学力検査は、県教育委員会が作成する国語、社会、数学、理科、英語の学力検査問題から各実施校が選択します。検査時間は各教科30分、配点は各教科40点満点です。高校によっては、学力検査の合計点に加重配点する場合があります。
*学校独自検査は、独自問題、口頭試問、実験、自己表現に関するもの等、高校が独自に作成する検査です。
<一般選抜>
5教科の学力検査を実施します。検査時間は各教科40分、配点は各教科50点満点です。一般選抜においても、高校によっては、学力検査の合計点に加重配点する場合があります。また、面接を実施する高校もあります。
※各高校の検査の種類及び配点については、「平成28年度奈良県立高等学校入学者選抜概要」として、学校教育課のWebページに今月中旬に掲載しますのでご確認ください。
3 募集人員
各県立高校の募集人員については平成27年10月頃に決定します。
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*担当:学校教育課学事係(0742-27-9851)
*高校入試に関する情報は、次のページをご覧ください。
http://www.pref.nara.jp/17266.htm
<学校教育課>
今回は奈良県立青翔中学校の概要と学校説明会のご案内をします。
1 奈良県立青翔中学校について
(1) 併設型中高一貫教育校
県立青翔高等学校に併設し、中高一貫教育を行っています。中学校、高等学校の学習内容を精選し、6年間一貫して系統的継続的に学習できるように、中高一貫の教育課程(カリキュラム)を編成しています。
また、高校生と同じ校舎で学習することから、学習や部活動、学校行事等を通して幅広く異年齢との交流が行われるため、豊かな人間性や社会性が育成できます。
さらに、県立青翔高等学校進学時に高校入試がないことと、中高一貫の教育課程(カリキュラム)によって学習時間に「ゆとり」ができ、体験的な学習や繰り返し学習が可能になり、基礎的・基本的な学力をしっかり身に付けることができます。各教科(特に英語・数学・理科)では、上級学年の学習内容を取り入れた「先取り学習」を含む学習指導計画を設定し、発展的な学習を取り入れた高度な学力を身に付けることができます。
(2) 青翔タイム
授業は、1コマ50分間の6時限授業を基本としますが、週4日7時限目に「青翔タイム」を設けて、発展的な学習や探究活動の充実を目指した活動に活用しています。例えば、「英会話」では、4名の英語担当教員と4名のALTでコミュニケーションを重視した手厚い指導を行っています。また、「統計」の授業では、奈良教育大学との連携のもと、数学の統計の分野に特化した学習を展開しています。
(3) スーパーサイエンスハイスクール
青翔高等学校は、平成16年度に全国で初となる公立高校理数科単独校として開校し、文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の研究校として、平成23年度から平成27年度までの指定を受けています(平成28年度以降については継続申請予定)。このSSHの指定を受けている県立高校は、奈良高等学校と青翔高等学校の2校だけです。
青翔高等学校は、SSHの指定校として実験・実習を充実させたり、大学や企業と連携したりするなど、体験重視の理数科教育を行っています。青翔中学校では、この青翔高等学校の充実した設備を生かしながら、科学的な思考を培い、自ら学び、自ら考える力を育てていきます。
2 学校説明会について
(1) 対象 小学校5、6年生の児童とその保護者、小学校教員及びその他教育関係者
(2) 会場 奈良県立青翔中学校
(3) 日程 平成27年8月22日(土) 9:00 ~ 11:30 [受付8:40~9:00]
①青翔中学校についての説明
②入学者選抜についての説明
③ものづくり・観察コーナー
④施設見学+授業見学
⑤科学部による科学実験の公開
(4) 参加申込 別紙参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入してFAXでお申し込みください。
参加申込書はこちらからダウンロードできます。
FAX番号:0745-62-6662
申込締切:8月14日(金)
※次の①、②の内容を記入の上、はがきでお申し込みいただいてもかまいません。
①参加児童、保護者等の氏名
②小学校名、学年(保護者等のみの参加の場合もご記入ください。)
[児童のみの参加の場合、連絡先電話番号もご記入ください。]
〒639-2200 奈良県御所市525番地 奈良県立青翔中学校宛
8月14日(金)までに投函してください。
○児童のみの参加も可能ですが、「青翔中学校について」、「入学者選抜について」の各説明は保護者向けとなっています。
○安全面から、できるだけ保護者等も一緒にご参加ください。児童のみの参加の場合は、参加申込書に連絡先電話番号の記入をお願いします。
○青翔高等学校説明会『科学のひろば』と、同時並行で実施しますので、中学生もたくさん来校しています。
○当日は上履きと靴袋をご持参ください。
○お越しの際、お車の利用は大変混雑が予想されますので、公共の交通機関をご利用ください。
○8月22日(土)当日の午前6時30分現在で奈良県北西部地域内の市町村において何らかの気象警報発表中の場合は中止しますのでご注意ください。
お問合せ先
奈良県立青翔中学校
〒639-2200 奈良県御所市525番地
電話番号:0745-62-3951
※青翔中学校に関する様々な情報は、次のWebページからもご覧いただけます。
青翔中学校Webページ http://www.nps.ed.jp/seisho-hs/junior/index.html
学校教育課県立中学校Webページ http://www.pref.nara.jp/31768.htm
奈良県ディア・ティーチャー・プログラムのワークショップを開催しました
奈良県ディア・ティーチャー・プログラム第7期の第9回・10回ワークショップが、平成27年5月30日(土)・6月20日(土)に県立教育研究所で行われました。
リクルーターの香芝市立真美ヶ丘西小学校、磯部茜先生と広陵町立広陵中学校の羽根奈緒子先生が、ワークショップの活動を振り返って報告します。
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第9回ワークショップを振り返って
日差しの強さに夏の訪れを感じる5月30日(土)に、奈良県ディア・ティーチャー・プログラム第9回ワークショップが行われました。
初めに「朝の学びタイム」では、前回のワークショップでお話を聞いた生徒指導について、振り返りをしました。受講生は奈良県の不登校やいじめの件数の実情を知り、自分たちの身近なところで起きていることに驚いていました。自分の学級で起きたときの対処やそれを未然に防ぐにはどうしたらよいかを話し合い、その中で子どもたちと信頼関係を築くことが大切だという意見が多く出されました。
次に班別ワークショップでは、模擬授業を通して授業づくりについて学びました。私の班では、二人の授業者が2年生と4年生の算数に取り組みました。模擬授業は、子どもに興味を湧かせようとする教具の用意がしっかりされており、その力や発想は現場ですぐに役立たせることができると感じました。授業後は、一つの授業に対してのねらいを明確にし、また、そのねらいは子どもの発達段階に合っているものかを吟味しないといけないという意見が出ました。アドバイザーの先生方やリクルーターからのアドバイスを一言も漏らさないようにメモをする受講生の姿が印象的でした。
続いて、奈良県PTA協議会会長 北野宥範先生から、保護者の思いや願いについてのお話を聴かせていただきました。「一度送り出した子どもが無事に家に帰って来てくれることを願っている」という言葉が心に響きました。また、教師の何気ない一言でも、子どもにとってはとても心にしみるという「言葉」の重みを痛感しました。受講生にとっては、なかなか知ることのできない保護者や子どもの願いを聴くことができたと思います。そのあとの班別でのディスカッションでは、教師の発する言葉の重みについて話し合いました。子どものときに先生に言われた一言で傷ついたことが話題にあがりました。私自身、普段子どもたちに発している言葉は、子どもにどう届いているのかを再確認する必要があると感じました。子どもたちがかけてもらって嬉しい言葉を、より多くかけていきたいと思いました。そして、受講生は、アドバイザーの先生方やリクルーターが現場で保護者との信頼関係をつくっていくために心がけていることを知ることができました。今後、現場に出たときに生かしていってほしいと思います。
ディア・ティーチャー・プログラム第7期も残すところ、あと1回になりました。回を増すごとに成長した受講生の姿が見られ、「教師になりたい」という夢が一歩ずつ現実へと近づいているように思いました。熱心に学ぼうとする姿勢は、リクルーターにとって良い刺激になっています。受講生は未来に出会う子どものために、私たちは今、目の前にいる子どものために、毎日がんばっていきたいと思います。
第7期リクルーター 香芝市真美ヶ丘西小学校 教諭 磯部 茜
<班別模擬授業の様子> |
<講演会の様子> |
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第10回ワークショップを振り返って
6月20日、第10回ワークショップが行われました。昨年の9月から始まったディア・ティーチャー・プログラム第7期も今回で最後。朝の学びタイムから、受講生は引き締まった表情でした。
まずは、班別の模擬授業。私たち中学校国語班は2名の受講生が模擬授業を行いました。「旅立ちの日に」の歌詞を教材として使用したり、生徒の考えを深めるためにワークシートを準備したりと多くの工夫が見られました。その後の意見交流も活発に行われ、1年間の学びの集大成として、とても充実した時間だったのではないかと思います。「生徒指導の基本は授業である。」これは、教師を目指していた私が高校生のときにいただいた大切な言葉です。受講生のみなさんには、これからも魅力的な、そして子どもたちに“わかった!”を与えられるような授業づくりに努めてもらいたいです。
次に、ディア・ティーチャー・プログラム第7期の修了式が行われました。修了証書を受け取る受講生の姿から、このプログラムで多くのことを身に付けた自信と、来年から現場で活躍するぞという決意が感じられました。その後、講師の曽爾中学校山邊校長先生が、「若手教員に期待すること」というテーマで、これから教師を目指す受講生たちに向けて、エールを送ってくださいました。その中で「教師とは心のプロであれ!」というお話がありました。常に変化する子どもの心に敏感に反応できる教師を目指し、これから教師になるまでに、より一層力を付けてほしいものです。最後に、全員が気持ちを一つに「ふるさと」を歌い、感動の修了式が終わりました。
最後の班別ワークショップでは、受講生がプログラムでの学びのまとめと今後の抱負を発表しました。自分の思いを語る受講生の姿は頼もしく、1年間のプログラムを通しての成長が感じられました。このプログラムで出会った仲間は教師生活の中で一生の宝です。これからも互いに励まし合い、スーパーティーチャ-を目指して頑張ってください。
私自身も、リクルーターという立場で、このプログラムに参加させていただいて、多くのことを学びました。またアドバイザーやリクルーターの先生方、そして熱い思いをもった受講生と交流でき、多くの刺激を受けました。貴重な経験を本当にありがとうございました。
今後、受講生の皆さんが教師として活躍されることを楽しみにしています。
第7期リクルーター 広陵町立広陵中学校 羽根奈緒子
<班別模擬授業の様子> |
<講演会の様子> |
今年度は、奈良県内の各市町村、各学校等の自慢の給食を紹介します。地域の産物や行事食、旬の食材を取り入れた献立です。献立画像をクリックしていただくと、分量や調理の方法を見ることができます。ご家庭でも、是非お試しください。
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★今月の献立★
*ナムル
*あしたばのかき揚げ
*夏野菜みそ汁
*ごはん
*牛乳
★レシピ★
画像をクリック→
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〔献立紹介〕
曽爾村、御杖村では農業はもちろん、林業に携わる方も多いので、山林であしたばを栽培されている家庭も何軒かあり、最盛期には道の駅の農産物直売所に所せましとあしたばが並ぶときがあります。このあしたばを入れた、かき揚げは児童・生徒に好評です。あしたばは、「夕べに摘んでも明日には芽が出る」と言われてその名前がつけられたくらい、発育の早い野菜です。地産地消を伝えるために地場産物を多く活用し、地元ならではの献立開発にも取り組んでいます。
【1】平成27年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
「2015 君が創る 近畿総体」開催
<保健体育課>
いよいよ高校生スポーツ「夢の舞台」、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)が7月28日から始まります。奈良県では6競技が開催され、全国の予選を勝ち進んできた、高校生トップアスリートが、県内6会場で熱戦を繰り広げます。
大会期間中は、県内の多くの高校生と会場地の方々とが力を合わせて、運営補助に、またおもてなし活動に取り組みます。選手の皆さんがもてる力を十分に発揮されることを、そして、大会が大いに盛り上がり、地域の更なる振興につながることを願っています。
どうぞ皆さん、会場を訪れ、全力で競技する選手たちに、熱い声援をお送りいただきますようよろしくお願いします。
※お問い合わせ先
保健体育課 高校総体総務係
TEL 0744-34-0036 FAX 0744-33-8200
【2】「なら教育リポート ~まなびだより~」今後の放送予定
<県立教育研究所>
奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(午後6時~午後7時)の中で、午後6時40分~45分頃に放送します。
○7月15日(水) 『開校2年目 県立青翔中学校』
県立青翔中学校
○7月29日(水) 『インクルーシブ教育推進に向けて』
学校教育課
■過去の放送分は こちらの Webページでご覧いただけます。
※お問い合わせ先
県立教育研究所 研究開発部 ICT教育係
TEL 0744-33-8907 FAX 0744-33-8909
2015年06月30日
2015年06月30日
2015年06月26日
2015年06月26日
2015年06月25日
2015年06月25日
2015年06月25日
2015年06月23日
2015年06月23日
2015年06月21日
2015年06月19日
2015年06月18日
2015年06月12日
2015年06月12日
2015年06月11日
2015年06月09日
2015年06月08日
2015年06月05日
2015年06月04日
2015年06月03日
2015年06月02日
2015年06月01日
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0742-27-9830(直通)
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