在日外国人児童生徒に関する指導についての教育講演会
令和2年1月23日(木)
外国人児童生徒等教育についての理解を深め、多文化共生教育の適切な在り方について学ぶことを目的として実施しました。
〈説明〉
「奈良県における外国人児童生徒等の現状」
奈良県教育委員会事務局人権・地域教育課 指導主事
〈講演〉
「日本語指導が必要な子ども達の教育~個での支援から全体での支援へ~」
講師:大菅佐妃子(京都市教育委員会指導部学校指導課副主任指導主事)
課題別人権教育研修講座
人権教育推進上の様々な課題について、その解決の方策を検討することを通じて、人権教育推進のための資質向上を図るための研修を実施しました。
7月30日(火)
〈説明〉
「新しい『人権教育推進プラン』について」
奈良県教育委員会事務局人権・地域教育課 指導主事
〈人権教育研究指定校実践報告〉
「よりよい人間関係の形成といじめのない親和的集団づくり」
―アクティブラーニングへつなぐ―
奈良市立京西中学校
〈講演〉
「情報化と部落差別」
講師:髙田一宏(大阪大学大学院人間科学研究科教授)
8月2日(木)
〈説明〉
「新しい『人権教育推進プラン』について」
奈良県教育委員会事務局人権・地域教育課 指導主事
〈人権教育研究指定校実践報告〉
「育てよう 生きる力」―自尊感情を育む取組を目指して―
大和郡山市立片桐西小学校
〈講演〉
「もしも願いが叶うなら」~自閉症の息子たちとのおもしろ子育て奮闘記~
講師:山口歩
8月5日(月)
〈説明〉
「新しい『人権教育推進プラン』について」
奈良県教育委員会事務局人権・地域教育課 指導主事
〈人権教育研究指定校実践報告〉
「ひらく・つなぐ・つくる・よりそう」
・人権教育の理念と成果を活かした学校づくりの実践
・子どもたちがともに学び、高め合う授業づくりの実践
・インクルーシブ(共生)教育をめざした集団づくりの実践
天理市立櫟本小学校
〈講演〉
「少年院の子どもたちとともに歩んで」
~寄り添うやさしさと、立ち向かう強さと~
講師:中野レイ子(元丸亀市教育委員会教育長・元法務省矯正局所管少年院長)
人権教育シンポジウム(人権教育啓発講座)
令和2年7月8日(月)
今年4月の「改正入管法」施行に伴い、奈良県においても在留外国人数がこれまで以上に増加することが予想されます。そんな中、多文化共生社会の実現に向け、直面する様々な課題を知り、求められる取組や教育の保障について考えることを通して、新「人権教育推進プラン」に掲げる包摂の社会づくりを目指すという趣旨で、シンポジウムを実施しました。
〈テーマ〉
誰も排除しない(されない)"包摂"のまちづくり~多文化共生社会の実現をめざして~
〈シンポジスト〉
渋谷真樹(奈良教育大学教授・奈良県人権教育推進プラン改定検討委員)
山本直子(外国人労働者奈良保証人バンク事務局長・西和に夜間中学をつくる会事務局長)
大原エリザベス(日本語指導初期対応非常勤講師・多文化共生をすすめる外国人青年の会代表)
〈コーディネーター〉
冨山敬三(奈良県教育委員会事務局人権・地域教育課課長補佐)
管理職「人権教育」研修講座
令和2年6月20日(木)
新しい「人権教育推進プラン」の趣旨及び内容を理解するとともに、「人権教育の推進についての基本方針」に則り、新しい「人権教育推進プラン」を踏まえた人権尊重の精神に立つ学校づくりを推進する方策について考える研修を実施しました。
《全体会》
〈講演〉
「新しい『人権教育推進プラン』の具現化に向けて~全教科をつなぐ人権教育推進計画案の作成と人権・部落問題認識の課題~」
講師:寺澤亮一(奈良人権部落解放研究所理事長)
《分散会》
〈講義〉
「人権尊重の視点に立った学校づくりの具現化に向けて」
講師:[小学校・中学校]梅木誠(奈良県人権教育研究会事務局次長)
[高等学校・特別支援学校]河合隆次(奈良県高等学校人権教育研究会事務局長)
人権教育パワーアップ講座
本講座は、平成24年度から平成28年度まで実施してきた「人権教育ミドルリーダー育成講座」の趣旨を引き継ぎ、人権教育推進・充実に向けた教職員の資質向上を目的として開催するものです。年間4回の講座を予定しています。
◇第4回講座 2月14日(金)
夜間中学のこれまでの経緯や今日的状況、生徒さんの学校での様子などをお話しいただき、「学ぶことの大切さ」について再認識するとともに、教育に携わることの重要性について考える研修となりました。
〈説明〉
「『義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律』について」
奈良県教育委員会事務局人権・地域教育課 指導主事
〈講義〉
「夜間中学の現状と課題について」
講師:金孝誠(天理市立北中学校夜間学級)
◇第3回講座 12月9日(月)
奈良県が作成したハンセン病問題学習教材「心の架け橋」を活用した公開授業研に参加し、ハンセン病問題に関する授業の手法についてともに考えました。また、講演では、教材作成に協力いただいたハンセン病回復者の方から話を聞き、認識を深めました。
〈公開授業〉
教科:特別の教科 道徳
題材名:「心の架け橋~私のつぶやき~」
指導者:前田美穂子・吉岡光一(桜井市立織田小学校)
〈研究協議〉
〈講演〉
「古里は遠きにありて」
講師:中尾伸治(国立療養所長島愛生園入所者自治会長)
◇第2回講座 8月22日(木)
発達障害のある児童生徒の特性について作業療法士から専門的な話を聞き、理解を深める研修を行いました。子どもたちと関わる教職員として「知ること」の大切さを参加者で確認し合いました。
〈講義〉
「発達障害のある子どもの特性理解と支援について」
講師:狩野麻里(奈良県総合リハビリテーションセンター作業療法士)
〈演習〉
「子どもたちの特性を生かす支援方法や働きかけ」
◇第1回講座 6月14日(金)
人権教育の成立基盤となる自尊感情の醸成を図るため、子どもと子どもをつなぐことから人権問題を自らの課題として解決を図ろうとする指導者としての実践行動力を培う人権教育の在り方について考える研修を実施しました。
〈説明〉
「人権教育の推進について」
奈良県教育委員会事務局人権・地域教育課 人権教育係長
〈講義〉
「自尊感情を育む集団づくり」~子どもとつながり、子どもをつなぐ~
講師:磯野雅治(学級づくりサポートステーションI)