第2回目ワークショップ
●日時:2020年11月26日(木)
●テーマ:「生産性」を徹底的に理解する
第2回目は、「生産性」とは何かについて福井講師と参加者で理解を深めました。
また、第1回目の課題について参加者同士で共有しながら、福井講師にアドバイスをいただきました。
〇前回の課題
「あなたの会社の課題は何ですか?それに対する解決策は何だと思いますか?」
A社
課 題:社員に対するキャリアステップを示すことができていない。
解決策:社員への面談をするために面談能力のある管理職の育成。社員の各階層において期待する内容を明示すること。
他にも各企業で課題への解決策について考えていただきました。まずは考えるアクションをとっていただけて嬉しいです!
階段を2段も3段も飛ばすようなことを急にすると、いつか息切れを起こしてしまいます。
スモールステップで順番にクリアしながら、継続的に実践することが大事なのかもしれません。
〇第2回講義内容
・企業が利益を上げるために必要なこととは何か。
□組織づくり □人材育成 □マネジメント
□コミュニケーション □業務効率化 など…
・様々な要素がすべて利益のためになる。
・利益はどうやって上げるのか。これは、「売上げ」-「コスト」=「利益」で導かれる。
・「売上げ」を上げながら「コスト」を下げることで「利益」が増える。
・どうやって「利益」を増やすのか。全ては「生産性」にかかっている。
・高い「生産性」はどこから生まれるのか。大きく分けると下記の分野で分けられる。
【チェック項目】
□高い技術力 □高いモチベーション □高いチーム力
□高いコミュニケーション能力 □高いインフラ力 □低いコスト
・客観的に各項目でレベルを測り、可視化する。
・経営的に目標とする「利益」を達成するためには各項目をどのレベルまで上げるべきか明らかにする。
・各項目を目指すレベルに上げるための具体策を考え、アクションを提示し、アクション過程で必要なチェックを行うこと。
グループワークでは、生産性のチェック項目について参加者自身で0~5段階の評価をしてもらい、その評価に対する理由について全体で内容を共有しました。傾向として総合評価「3」になる方が多くなりました。
福井講師からの助言として、自社の課題を浮き彫りにするには、控えめに評価せずに、辛口に評価するのが良いそうです。
皆様においても、ぜひ各項目の評価をしてみてください。課題が見えてくるかもしれません!
次回までに、各社における評価の低い項目対する改善策について考えることが宿題となりました。最終回となる次回も参加者とともに課題に対する改善策を考えていきたいと思います!