【参考資料】
・第一種特定製品の管理者向けのリーフレット(PDF)
・機器管理者の皆様へ(PDF)
・建設・解体業者向けのリーフレット(PDF)
・廃棄物・リサイクル業者向けのリーフレット(PDF)
【対象者および内容】
1.第一種特定製品の管理者(ユーザー)
<管理者とは>
管理者とは機器の保守・修繕の責務がある者です(下表参照)。
所有及び管理の形態
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管理者となる人
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自己所有・自己管理の場合
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機器の所有者
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リース契約の場合
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機器の使用者
(リース会社ではない)
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保守点検、メンテナンス等の管理業務を委託している場合
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委託元の機器の所有者
(委託先のメンテナンス会社ではない)
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※所有者と使用者のどちらが管理者にあたるかわからない場合は、契約書等を確認してください。機器の保守・修繕の責務がある者が管理者となります。
<使用時の義務>
・機器の点検を実施し、記録を作成してください(下記表参照)。
・点検の記録は機器を廃棄した後も3年間保存してください。
・フロン類の漏えいを発見した場合、修理なしでのフロン類の充填は原則禁止です。
・年間漏えい量が一定以上の場合、国に報告してください。
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製品区分
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圧縮機に用いられる電動機の定格出力(※1)
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点検の頻度
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簡易点検
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全ての第一種特定製品
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-
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3ヶ月に1回以上
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定期点検
(※2)
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冷蔵・冷凍機器
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7.5kW以上
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1年に1回以上
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エアコン
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50kW以上
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1年に1回以上
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7.5kW以上50kW未満
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3年に1回以上
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※1 定格出力が不明な場合はカタログを確認するかメーカーにお問い合わせください。
※2 定期点検は専門業者に依頼して実施してください。
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<廃棄時の義務>
・フロン類の回収を第一種フロン類充填回収業者に依頼してください。
・引取証明書(原本)は3年間保存してください。
・機器を引渡す場合はフロン類の引取証明書の写しを作成し、機器と一緒に渡してください。
・解体工事の場合は、元請け業者から事前説明された書面を3年間保存してください。
2.建設・解体業者
・解体する建物において第一種特定製品の有無を事前確認し、その結果を書面で発注者に説明してください。書面の写しは3年間保存してください。
・フロン類の回収を第一種フロン類充填回収業者に依頼してください。
・フロン類が回収されていることを確認してから、フロン類の引取証明書の写しとともに廃棄物・リサイクル業者に機器を引き渡してください。
3.廃棄物・リサイクル業者
・フロン類の回収が確認できない機器の引取りは禁止です。機器引取時は、フロン類の引取証明書の写しも受け取り、引取証明書の写しを3年間保存してください。
※第一種フロン類充填回収業者として自らフロン類を回収するときは、機器を引き取ることができます。その場合も引取証明書の写しは3年間保存してください。
注)令和5年3月31日付で経済産業省及び環境省により、フロン類の種類や地球温暖化係数(GWP)に関する告示が改正されました。詳しくはこちら