住所 奈良市六条町102-1
電話番号(代表) 0742-35-1121
URL:https://www.nishinokyo.or.jp/
診療科:
内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、腎臓内科(人工透析)、糖尿病内科 外科、脳神経外科、整形外科、リウマチ科、血管外科、泌尿器科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、皮膚科、放射線科、麻酔科、歯科、救急科
許可病床数:248床
紹介する「面倒見のいい病院」の取り組み領域
「病の、その先」を考えた多職種連携
病院の概要
当院は、昭和61年10月開設以来「一人の患者様を一生涯かけて見守る」ことを理念に掲げ、急性期医療はもとより予防から介護まで広く地域医療に携わっています。
現在の高齢化社会において、住民の皆さまのニーズにお応えするべく、自宅退院が困難な場合であってもご利用頂ける高齢者施設やグループホームを併設しています。住み慣れた地域で自分らしく生活するため、地域包括ケアシステムに則った「面倒見のいい総合医療施設」でありたいと願っています。
取り組みのきっかけ
高齢化に伴い、認知機能や日常生活動作が低下し、病気が治癒しても安心して自宅に帰れない患者さんが多くなりました。少しでも安心して退院して頂くためには、患者さんを生活者としてとらえ、退院後も困らないよう支援することが病院としての役割であると考えました。
当院には、医療と介護の連携を図ることができる専門職が多く在籍しています。そこで24時間365日、患者さんの擁護者としての役割を担う看護師がキーパーソンとなり、多職種と連携を図る必要があると考えました。
そうして「病の、その先」を見据え、患者さんに安心して退院後も自分らしく生活を送って頂けるように取り組みを始めました。
「面倒見のいい」内容
当院の患者支援センターは、退院調整専従看護師1名、社会福祉士数名を配置し退院支援を行っています。すべての患者さんへの対応を可能にするため、各病棟に専任の看護師を配置し、病棟看護師・社会福祉士と共に患者・家族から相談を受け、退院後の生活に必要なサービスの調整を多職種で行っています。特に、歯科が併設されていることの強みを活かし、フレイル予防に繋がる口腔ケアに力を入れています。摂食嚥下機能の維持・向上に対しては、言語聴覚士・管理栄養士と共に、退院後も継続支援が行えるよう調整しています。
外来では入院前から患者さんの情報を収集し、早期退院に向けた介入を行っています。また、患者支援センターと協力の上、病棟看護師・ケアマネジャーと連携をとり、外来・在宅に継続支援して行くことで、患者さんの退院後の生活がスムーズになるようサポートしています。
ご安心のポイント
病棟・外来問わず、看護師は退院支援に対しての経験が豊富であり、入院前から関りを持ち支援できる環境を提供させて頂いています。また、入院後も退院後の生活を見据え、早期から病棟看護師と相談の上、安心して退院できるようサポートさせて頂きます。
急性期病棟のみならず、長期療養可能な病棟および介護施設、訪問看護ステーションを有し、居宅介護支援事業所にはケアマネジャーも在籍しているため、医療から介護に至る各専門分野のスペシャリストによる多岐にわたる相談とサービスの利用が可能です。令和5年度には、「介護医療院」の開設を予定しています。また、身体面・精神面・経済面を考慮し、様々な相談に応じながら、一度関わった患者さんがご自宅での生活に困らないよう支援して行きたいと考えています。
医療・介護関係者へのメッセージ
患者支援センターに退院調整専従看護師の配置や法人内で多職種が在籍していることにより、組織的にPFM(Patient Flow Management)に取り組める総合医療施設です。そのため、医療から介護・在宅療養に至るまで相談内容に応じて、法人内の適切な部署への橋渡しをさせていただくことも可能です。
また当院は、県下最大級の透析センターを有し、通院が困難な透析患者さんの受け入れが可能ですので、お気軽にご相談ください。
取組に関する問い合わせ先(部署名)
病院 患者支援センター/プラザ事務局 広報担当部
住所 奈良市六条町102-1
電話番号(代表) 0742-35-1121
URL:https://www.nishinokyo.or.jp/