医療法人岡谷会 おかたに病院

おかたに病院

住所 奈良市南京終町1-25-1
電話番号(代表)  0742-63-7700
URL:http://www.okatani.or.jp
診療科:内科、神経内科、消化器科、呼吸器科、循環器科、腎臓内科、外科、整形外科、泌尿器科、皮膚科、肛門科、リハビリテーション科、放射線科
許可病床数:150床

紹介する「面倒見のいい病院」の取り組み領域

入退院支援・介護連携

誰もが平等に医療を受け、安心安全に暮らしていけるよう、気持ちに寄り添ってひとり一人の生活を一緒に考えます。

病院の概要

 1946年無差別・平等の医療を理想に掲げ開設。「往診の岡谷さん」と呼ばれ地域の中で信頼されてきました。

 現在のおかたに病院は150床の病棟を有し総合的な診療を中心に在宅医療センター(訪問診療)、透析センター、健診センター、リハビリテーションセンターの機能を持ちます。地域の急性期病院からの転院受け入れも多く、リハビリや退院支援にも力を入れています。

 

 法人には複数の診療所、地域包括支援センター、介護関連事業所などもあり、地域で暮らす方が年をとっても障害をもっても、その人らしく生活できることを目指しています。


おかたに病院

取り組みのきっかけ

  おかたに病院は、前身の医院開設当初から「お金の有る無で、医療を受けられない事がないように」を理念に制度の狭間で困っている方や、医療そのものにかかることが出来ない方へも医療・介護を受けてもらえることを目指してきました。

 また受診や入院される患者さん本人やご家族が安心して治療やリハビリを受け、住み慣れた地域で生活(退院)していただけることを目指すため、ご本人やご家族の気持ちをお聴きしながら、一人ひとりの生活を一緒に考えサポートしたいと考えています。



「面倒見のいい」内容

 無料低額診療の実施など、医療を受ける必要があっても経済的に不安があり受診や入院ができない方の相談を行っています。相談のなかで生活保護など制度の情報提供や、交渉のお手伝い等の支援も行います。また、どのような方でも差額ベッド代(個室料)をいただいておりません。病状に応じて個室療養の判断を行っておりますので、差額ベッド代の心配なく入院加療を受けていただくことができます。

 

 地域の急性期病院との連携では、治療を終了した方が早期に積極的なリハビリを受けていただけるように受け入れ調整しています。経済的な事情がある方だけに限らず、身寄りなく成年後見制度の利用が必要な方の受け入れ相談なども行っています。行政や関連事業所と連携し、ソーシャルワーカーの相談機能の充実に取り組んでおります。医療依存の高い方や難病の方のレスパイト入院、ターミナル期の方のご相談も受けており、入退院を通して訪問診療、関連事業所と一緒に、末永く地域での生活が続けていけるよう支えています。

 

 また、定期的にアンケートなどで患者さんよりご意見をいただき、退院後の生活を知ること、入院生活の質の向上ができることにも取り組んでおります。


 

ご安心のポイント

 当院では、患者さん本人やご家族の気持ちに寄り添うことができるよう相談機能の充実に取り組んでおり、経済的不安や身寄りのない方の受診・入院相談も受けています。

入退院時だけでなく、退院後も患者さん本人がご家族と穏やかな生活が続けられるように、ご家族の支援も行うなど、地域のクリニックや診療所、関連事業所とも連携しております。

 

 患者さん・ご家族から頂いた声を紹介します。

■「胃瘻(いろう)や気管切開など医療処置が多く必要で何かの時や、介護疲れなど不安でしたが、その都度話を聴いてもらい速やかにレスパイト入院など必要な対応をしてもらえたので、安心して自宅療養を続けることができました」

 

■「旅行先で倒れたにも関わらず入院させてもらい、地元の北海道まで退院支援してもらいました。皆さんの命のリレーで今生きています。皆さんの恩に報いるためにも、つないでいただいた命を大切にします」




医療・介護関係者へのメッセージ

 転院相談のお返事、受け入れの連絡もできるだけ早くさせてもらうよう調整します。

 ホームページ(地域医療課)に統計も載せております。定期的に更新しておりますのでよろしければご覧ください。

 

 レスパイト入院の相談やリハビリ入院の相談もお受けしております。

 まずはお気軽にご相談ください。

 

 

取組に関する問い合わせ先(部署名)

患者支援課



住所 奈良市南京終町1-25-1
電話番号(代表)  0742-63-7700
URL:http://www.okatani.or.jp

 

ご注意

※病院の情報は原則として令和3年12月時点です。(一部、最新情報へ更新する場合があります)

※急性期病院では急性期疾患を持った患者様の治療が対象となるため、面倒見のいい取り組みのみを目的とした対応は別の病院に依頼される場合があります。
※各病院では患者さんの容態に応じて医療を提供しています。そのため、面倒見のいい取り組みの提供ができない場合があります。