奈良県立医科大学附属病院

奈良県立医科大学附属病院 

住所 橿原市四条町840
電話番号(代表) 0744-22-3051

URL https://www.naramed-u.ac.jp/hospital/index.html
診療科:循環器内科、腎臓内科、呼吸器・アレルギー・血液内科、消化器・代謝内科、感染制御内科、脳神経内科、消化器外科・小児外科・乳腺外科、脳神経外科、心臓血管外科、整形外科、歯科口腔外科、産婦人科、眼科、小児科、精神科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉・頭頸部外科、放射線・核医学科、放射線治療科、麻酔科、救急科、総合診療科、形成外科、病理診断科、リハビリテーション科、呼吸器外科、糖尿病・内分泌内科、腫瘍内科
許可病床数:992床

紹介する「面倒見のいい病院」の取り組み領域

入退院支援・介護連携

入院中はもちろん、退院後のケアも充実し、患者さんのより良い療養生活を支援します

 
病院の概要

 当院は奈良県における医療機関の中心として県民に「安全で質の高い先進の医療を提供する」という使命を持ち、多くの分野で奈良県の医療の中枢としての役割を果たしております。さらに「医療の発展に寄与するために多くの医師を教育し輩出する」という医育機関としての使命も併せ持ち、時代を担う医師や看護師を多く輩出しております。

 それらの使命を果たしていく中で、当院の診療の基本としては、患者さん中心の医療を行うことであり、患者さんに満足していただけるように日々務めております。

取り組みのきっかけ

 当院は特定機能病院であるため、当院での専門的な治療が終了した患者さんについては、患者さんの住み慣れた地域で治療やリハビリを継続していただく必要があります。その際に、患者さんの不安を取り除き、患者さんが安心してより良い療養生活が送れるようにするために、当院と地域の医療機関や介護・福祉施設等と患者さんに関する情報を共有しています。

 そのために入退院等支援部を立ち上げ、主治医、看護師、社会福祉士、薬剤師、管理栄養士、理学療法士などの病院関係者が在宅診療医、訪問看護師、ケアマネージャーなどの地域の医療・介護・福祉などの関係者と連携し、退院調整・在宅調整に取り組んでおります。


「面倒見のいい」内容

 救急医療や高度医療に責任をもって対応する『断らない病院』である当院は、『面倒見のいい病院』との連携を強化するために医療機関訪問を実施しています。顔の見える良好な関係性を構築することでスムーズな転院調整に繋げています。

 また、患者さんに対しては、入院に際して「入院前面談」を実施し、患者さんが安心して入院生活を送れるように、入院前から看護師・社会福祉士・薬剤師・管理栄養士など多分野の専門職が加わり、患者さんの状態を把握し、入院に対する不安の解消を行い、病棟・外来看護師とも連携をとり、患者さんひとりひとりにあった入院治療および看護ができるように努めています。

 退院に際しては、各病棟に配置している入退院支援の経験豊富な看護師や社会福祉士である退院支援員が、病棟看護師とともに患者さんの課題を抽出し、方向性を導き出せるよう取り組んでいます。

ご安心のポイント

 各病棟に配置している専任の退院支援員が患者さん、ご家族と面談させていただき、可能な限りご希望を伺いながら、最適な療養先をご提案させていただいています。

 自宅退院される場合には安心して日常生活が送れるように介護支援連携や退院前カンファレンスで情報の共有を行っています。また、新型コロナの影響により対面によるカンファレンスが難しくなったため、令和3年度よりWEBによるオンラインミーティングを取り入れました。これにより地域の医療機関の方々、患者さんやご家族との「顔の見える関係」を大切にして取り組んでおります。

医療・介護関係者へのメッセージ

 当院では、地域の医療機関と連携を強化するために医療機関訪問を実施しており、顔の見える良好な関係性の構築に努めております。

 また、脳卒中パスや乳がんパスを運用し、専門的治療は当院で行い、日常の健康管理や投薬は地域のかかりつけ医で行っていただくよう取り組んでおります。当院の主治医とかかりつけ医の2人が連携しながら分担して患者さんの治療を支えていきます。

取組に関する問い合わせ先(部署名)

入退院等支援部 入退院支援センター

住所 橿原市四条町840
電話番号(代表) 0744-22-3051

URL https://www.naramed-u.ac.jp/hospital/index.html



ご注意

※病院の情報は原則として令和3年12月時点です。(一部、最新情報へ更新する場合があります)

※急性期病院では急性期疾患を持った患者様の治療が対象となるため、面倒見のいい取り組みのみを目的とした対応は別の病院に依頼される場合があります。
※各病院では患者さんの容態に応じて医療を提供しています。そのため、面倒見のいい取り組みの提供ができない場合があります。