住所 橿原市四条町827
電話番号(代表) 0744-29-3300
URL:http://www.heisei-h.or.jp/
診療科:内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、脳神経内科、脳神経外科、整形外科、歯科口腔外科、消化器外科・乳腺外科、放射線科、麻酔科、リハビリテーション科、皮膚科
許可病床数:300床(一般病棟180床、地域包括ケア病棟30床、回復期リハビリテーション病棟90床)
紹介する「面倒見のいい病院」の取り組み領域

急性期から生活期までを一貫して同一担当者が行う安心と信頼のリハビリテーション(フルセットリハビリテーション)
病院の概要
ベッド数は300床、内科、外科、整形外科、脳神経外科、脳神経内科、歯科口腔外科、放射線科、リハビリテーション科を標榜(ひょうぼう)する総合的な病院です。
リハビリテーション課では多種多様な疾患に対して理学療法、作業療法、言語聴覚療法を365日提供できる体制を整えています。また、リハビリ専門職は約150名配置しており、量・質とも充実しています。
その他に日本医療機能評価機構からの認定を受け、地域に根ざし安全、安心、信頼と納得の得られる医療サービスを提供すべく努力している病院ということが証明されています。
取り組みのきっかけ
リハビリテーションは実施する時期で急性期、回復期、生活期と大きく3つに分けて考え、一般的には各実施時期にリハビリ担当者が変わっていくことが多いです。当院では15年ほど前に患者さんから、信頼関係を築けた担当が変わることへの不安の声をいただき、またリハビリ担当者からは急性期から生活期までの一部しか関われないことへの不満の声があがり、双方の意見を汲み入れ、現行の急性期から生活期までを一貫して同一担当者が行うフルセットリハビリテーションシステムを構築しました。
「面倒見のいい」内容
入院時カンファレンスより参加し、入院前の環境、入院期間の目途、退院先などの情報を医師、看護師、MSW(医療ソーシャルワーカー)など他職種と共有し、早期から目的に応じたリハビリ提供ができるように努めています。
リハビリ開始後には、より専門性を高めたリハ専門職が形成するプロジェクトチームが、患者さんの疾患や症状に合わせたリハビリプログラムを計画・遂行できるように助言、指導を実施しています。現在プロジェクトチームは12チームあります。
また、言語聴覚士を多く在籍させ、嚥下障害のある方に対しても「口から食べて歩いて帰る」を目標にできる限り安全に安心した食事が提供でき、円滑なリハビリが実施できるように努めています。
2020年度における当院での1日ひとり当たりのリハビリ実施単位平均は、回復期リハビリテーション病棟8.03単位実施(全国平均6.39単位)(1単位=20分)、リハビリ効果を評価する実績指数は66.3(全国平均45.4)、在院日数では46日(全国平均69.0日)という結果を示しています。
ご安心のポイント
安心と信頼を構築しながら行うフルセットリハビリテーションですが、法人内事業所に転院や退院すると担当変更する状況になります。その場合は、当院のリハビリ担当者が法人内事業所に出向き、新担当者と患者さんを交えながら現状やリハビリ目標などを顔が見える状況で話し合いを行うことで、安心してリハビリを継続していただけるように努めています。
退院後も安心して生活できるよう、必要に応じて入院中にご自宅へ訪問し、福祉用具や改修の助言などを行います。そしてご希望により退院後に再度訪問させていただき、自宅生活でお困りがないかを確認させていただきます。
また、来院できないご家族に対してはリハビリ進捗状況を毎月電話にてご連絡させていただいております。
医療・介護関係者へのメッセージ
リハビリテーション課の取り組みや実績はホームページに掲載しています。
リハビリテーションを希望される方は、必ず整形外科、脳神経外科、脳神経内科、内科のいずれかの診察をお受けください。詳しくは総合受付でお尋ねください。
【施設基準】
脳血管疾患等リハビリテーション1
運動器リハビリテーション1
呼吸器リハビリテーション1
心大血管疾患リハビリテーション2
廃用症候群リハビリテーション1
がんリハビリテーション
回復期リハビリテーション病棟 入院料1
公益財団法人 日本医療機能評価機構 機能種別版評価項目3rdG:Ver2.0
一般病院2 認定、リハビリテーション病院 認定
取組に関する問い合わせ先(部署名)
リハビリテーション課
住所 橿原市四条町827
電話番号(代表) 0744-29-3300
URL:http://www.heisei-h.or.jp/