この「デートDV防止講座」では、若い世代から「デートDV」の正しい知識を学ぶことで、DV防止を身近な問題として考える機会としてもらっています。どの学校においても、恋愛等の話は生徒の皆さんにとって興味のある話題でもあり、熱心に聴いていただきました。
また、代表の生徒や先生が実際にロールプレイで男女カップルの様々なシチュエーションの会話・やりとりを行い、それを聞いてどう感じたかを話し合うことにより、互いを尊重する関係性について理解を深めました。
令和5年度実施校7校
- 県立盲学校
- 県立山辺高等学校
- 県立法隆寺国際高等学校
- 奈良育英高等学校
- 県立商業高等学校
- 智辯学園高等学校
- 県立高等養護学校
先生の声
- 高校1年生の生徒に、事前に「デートDV」を知っているか聞いたところ、DVは知っているが、デートDVはあまり知らないという回答であった。きちんとこのような講座を受けるのは、正しい理解になり、大切だと思った。
- ロールプレイがあって、より分かりやすかった。
- スライドもわかりやすく、生徒や教員に実際に演じてもらったり、生徒の興味を引く工夫をしていて、見ていてあきなかった。
講座風景
(令和5年6月22日 県立盲学校 )
(令和5年11月8日 県立山辺高等学校)
(令和5年11月15日 県立法隆寺国際高等学校)
(令和5年11月18日 奈良育英高等学校)
(令和5年11月22日 県立商業高等学校)
(令和5年12月2日 智辯学園高等学校)
(令和6年2月20日 県立高等養護学校)
「令和5年度第4回人権教育パワーアップ講座」での講演について
- 本年度、奈良県教育委員会が主催する「令和5年度第4回人権教育パワーアップ講座」の中で、デートDV防止セミナー等の講演を実施しました。この「令和5年度第4回人権教育パワーアップ講座」は、県内公立学校の教職員及び市町村教育委員会の指導主事等を対象とした研修です。
- この講演では、教職員に対してデートDV防止についての理解を深め、地域・学校における人権教育の更なる充実・発展を見込むものです。
(令和6年2月22日 令和5年度第4回人権教育パワーアップ講座 )
参加者 12名
小学校教員 4名
中学校教員 6名
高等学校教員 1名
特別支援学校教員 1名
先生の声
- デートDVについて深く知れた。授業で実践してみようと思うきっかけになった。性的マイノリティについての学習の一貫で行いたい。
- 毎年、学校に来ていただき、講演していただいているが、生徒達の中にはもっと早く知りたかったという声がある。本日、高校以前での内容(小学校)を知ることができ、大切な内容だと思った。
- 人との距離感・心の距離感は人それぞれであることを本校の子どもたちにも伝えていきたいと思った。活用できそうな情報がたくさんあり、勉強になった。グループワークは、先生方の考えていることが深く、とても勉強になった。