奈良県では、「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」(R4年5月成立)及び基本方針(R5年3月厚生労働省策定)に即して、本県の実情に応じた困難な問題を抱える女性の福祉の増進及び自立に向けた施策を総合的かつ計画的に展開し、県・市町村及び民間団体等が相互に連携・協力を図り、個々の支援対象となる女性に対する支援をより一層推進します。
配偶者・パートナー等からの暴力(DV)、性犯罪、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為などの女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するものであり、男女共同参画社会を実現していく上で、克服すべき重要な課題です。
県では女性に対するあらゆる暴力の根絶を目指し、県民の意識啓発を図るための取組をおこなっています。
毎年4月は「AV出演強要・「JKビジネス」等被害防止月間」です。
(「JKビジネス」とは、主として女子高校生をして、マッサージ等を行わせたり、会話やゲームの相手をさせたり、屋外で客と一緒に散歩をさせるなどのサービスを提供する営業です)
最近では、夫婦間のみならず、高校生等の若い世代のカップルにおいても「デートDV」と呼ばれる暴力が発生しています。「デートDV」には身体的暴力だけでなく、行動や携帯電話のメールをチェックされるなどの精神的暴力も含まれ、被害を自覚していない場合も多く、DV防止に対する啓発の必要性が高まってきています。
県では、若い世代にDVに関する正しい知識を伝えるため、「デートDV防止講座」を実施される学校等に講師を派遣します。
性暴力にあい、ひとりで悩んでいませんか。専任の職員が相談を受けます。まずお電話ください。
「NARAハート」はあなたの『ハート=こころ』に寄り添う支援を目指しています。
あなたの大切なからだと心のケアについて一緒に考えます。
性暴力に関するSNS相談「Cure Time(キュアタイム)」(内閣府)
内閣府男女共同参画局では、SNS相談事業「Cure Time(キュアタイム)」を実施しています。
叩いたり、蹴ったり、あなたの身体を傷つけることだけが暴力ではありません。
あなたがイヤだと思っているのに無理やりされる性的な行為もすべて暴力です。
これって普通なの?と思うこと、イヤだったこと、
困っていること、モヤモヤしていること、何でも相談して下さい。
年齢・性別・セクシュアリティを問わず、匿名で相談を受け付けます。
- チャットでお話を伺います。
- 匿名で相談できます。
- 年齢・性別を問いません。
- 男性や、LGBT(セクシュアルマイノリティ)の人からの相談も受け付けます。
キュアタイムのホームページはこちら
相談受付時間
男性・男児のための性暴力被害者ホットライン
内閣府では、男性・男児のための性暴力被害者ホットラインを設置しています。
開設期間:2023年9月22日(金曜日)~12月23日(土曜日)
ホットラインでは、あなたが不安に思っていること、心配していること、迷っていることをお聞きし、
一人ひとりの状況に応じて、安心できる方法を一緒に考えます。支援を受けられる機関についても情報提供します。
匿名でも相談できます。秘密は守ります。
性被害は性別にかかわらず誰にでも起こりえます。どんな場合であっても、あなたは悪くありません。
男性のための性暴力被害ホットライン
対象:性暴力被害を受けた男性の方
フリーダイヤル 0120-213-533
相談受付日時:毎週土曜日 19時00分~21時00分
※相談員は全て男性です
男(おとこ)の子(こ)と保護者(ほごしゃ)のための性暴力被害(せいぼうりょくひがい)ホットライン
利用(りよう)できる人(ひと):男(おとこ)の子(こ)とその保護者(ほごしゃ)など
※18歳(さい)以上(いじょう)の 男性(だんせい)の性暴力被害者(せいぼうりょくひがいしゃ)のかたは「男性(だんせい)のための性暴力被害(せいぼうりょくひがい)ホットライン」をご利用(りよう)ください
フリーダイヤル 0120-210-109
相談(そうだん)できる日(ひ)・時間(じかん):毎週(まいしゅう)金曜日(きんようび)・土曜日(どようび) 夕方(ゆうがた)4:00~夜(よる)9:00