制度の概要
奈良県内において業務に従事する看護師等の充足を図るため、私立の看護師学校等に在学する方で、将来奈良県内で看護師等の業務に従事する意欲を有する方に対し、修学資金を貸与します。
卒業後、県が定める医療施設において、所定の期間看護師等の業務に従事したうえで免除の申請を行うことで、貸付金の返還が免除されます。
※本修学資金は貸付金です。返還免除となる要件を満たさない場合は返還が必要です。貸与の申込をおこなう前に、制度の内容を十分にご確認ください。
★令和6年度新規貸与者募集は終了しました。★
(申し込み期限:令和6年5月17日)
※奈良県内学校養成所に通われる方と、県外の学校養成所に通われる方で手続きが一部異なります。
以下の内容を十分確認のうえでお申し込みください。
用語の定義について
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条例:奈良県看護師等修学資金貸与条例
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規則:奈良県看護師等修学資金貸与条例施行規則
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看護師等:保健師、助産師、看護師および准看護師
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看護師学校等:看護師等を養成する大学、学校もしくは養成所
- 特定施設: 使用許可病床が200床未満の病院、診療所、訪問看護ステーションおよび規則第2条で定める施設
- 特定病院: 使用許可病床数が200床以上の病院
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医療施設等:規則第2条および第3条で定める病院等の医療施設
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免許:看護師等免許
貸与の対象者
看護師学校等に在籍し、免許取得後、奈良県内の医療施設で看護師等業務に従事しようとする意欲を有する者。
ただし、国(国立大学法人、国立病院機構含む)又は地方公共団体(地方独立行政法人含む)が設置した看護師学校等は除く。
また、高等学校の高校課程(1年次~3年次)は除く。
貸与の内容
下記の内容は、令和5年度以降に新規貸与を受ける方が対象となります。詳細および諸手続は条例等をご確認ください。
令和4年度以前に貸与を受けた方については、お手元の貸与のしおりをご覧頂くか、担当課までお問い合わせください。
(1)貸与額(月額)
保健師・助産師・看護師課程 |
36,000円 |
准看護師課程 |
21,000円 |
(2)貸与の期間
貸付決定年度の4月から通常卒業に要する月まで(毎年度継続貸与希望調査を実施します)。
(3)貸与方法
本人名義の預金口座へ貸付金をお振込みします。
(4)返還免除要件
- 免許取得後、特定施設において引き続き貸与期間+2年間、看護師等の業務に従事したとき
- 免許取得後、特定病院において引き続き貸与期間+4年間、看護師等の業務に従事したとき
※返還免除となるまでに、特定病院で勤務した期間が含まれるときは、(4)の2.が返還免除要件となります。
(5)返還要件
- 退学や途中辞退等により、貸与が打ち切られたとき
- 看護師学校等を卒業した日から一年以内に免許を取得できなかったとき
- 免許取得後、直ちに医療施設等において看護師等業務に従事しなかったとき
- 返還免除要件を満たすまでに、医療施設等において看護師等業務に従事しなくなったとき
貸与申請について
新規貸与を希望される方を対象に、下記のとおり募集します。書類提出後、県による審査を経て貸与者を決定します。
※予算の範囲内で貸与を行いますので、貸与を受けられない場合もあります。予めご了承ください。
県内の看護師学校等に在学されている方
県内の看護師学校等に在学されている方は、看護師学校等を通じて募集しますので、看護師学校等の事務担当者にお問い合わせください。
県外の看護師学校等に在学されている方
県外の看護師学校等に在学されている方は、県の担当部署まで必要書類を郵送または電子メールにより送信してください。
貸与内定後は、貸与決定に必要な書類の提出を別途依頼いたします。
なお、貸与決定後は在学されている看護師学校等を通じて手続きをしていただきます。
提出書類
奈良県看護師等修学資金貸与調書 1通
本人確認書類(学生証等)の写し 1通
⇒貸与調書は下記の様式欄からダウンロードしてください。パソコン作成は可とします。
提出期限
令和6年5月17日(金曜日)※当日消印有効
留意事項
- 条例および規則を確認し、返還免除の条件等を十分理解した上で、申請してください。
- 印鑑は原則として変更しません。貸与内定以降は印鑑の紛失等にご注意ください。
貸与のしおり
参考
様式
【貸与審査時にご提出いただく様式(参考書類含む)】
必ずすべての書類を熟読したうえで、申込してください。
【貸与申請以降に使用する様式】
担当課・問合せ先(審査書類送付先)
〒 630-8501
奈良県奈良市登大路町30
奈良県 福祉医療部医療政策局
地域医療連携課 医師・看護師確保対策室 看護師対策係
TEL : 0742-27-8655
E-mail: ishikangoshi@office.pref.nara.lg.jp