6月3日(木) |
管理職「人権教育」研修会
「人権教育の推進についての基本方針」を基にした人権教育の体制づくりの推進に役立てることを目的に開催した。 |
全体研修 講義「人権(同和)教育が問いかけること」
西田孝寛さん(斑鳩町人権教育推進協議会事務局長・前斑鳩南中学校長) |
ご自身の教員生活における様々な実践に基づいて、教職員が支え合う関係を作ること、保護者との信頼関係を築くために「事務連絡」でない家庭訪問を行うこと、子どもたちや保護者との具体的な関わりの中で人権感覚を身に付けていくことなど、大切にすべきことを話していただいた。
今後も、(1)人間同士の結びつきを強くすること、(2)自身の生き方を問い続けること、(3)子どもの願いを受け止め尊重することが重要であると伝えていただいた。 |
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分散会 講義「人権教育の具体的展開について」 |
「小学校・中学校分散会」では、奈良県人権教育研究会事務局次長の細井司さんに御講義いただいた。
子どもの自己肯定感、自己効力感を高めるような関わりをすること、すべての教科で人権教育を進めること、人権教育を推進する教職員集団を確立すること、いろいろな機会を活用して人権尊重のメッセージを伝えることなど、具体的に人権教育を展開する上で大切にしたいことを伝えていただいた。 |
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「高等学校・特別支援学校分散会」では、奈良県高等学校人権教育研究会事務局長の河合隆次さんに御講義いただいた。
聴く力を育成することが大切であること、人権が尊重される学校づくりを進めるために目指したいことなどを話していただいた。また、自分の差別意識に気づかせてくれる人間関係づくりが大切であること、教員という立場を越えて生き方が問われているということなどについても述べられた。 |
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