奨学金制度について
- 奈良県高等学校等奨学金は、勉学の意欲がありながら、経済的な理由により修学が困難な者に貸与する制度です。
- 奨学金には「修学支援奨学金」と「育成奨学金」の2種類があり、それぞれ貸与を受けるための要件があります。
- 貸与を受けた奨学金は、貸与終了後返還していただきます。返還された奨学金は、次の貸与者の原資となります。
- 申請者は生徒本人となります。連帯借受人は親権者または未成年後見人の方となります。(連帯借受人とは)
貸与要件(相違点は太文字表記)
下記要件を満たす者に、予算の範囲内で貸与します。
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修学支援奨学金
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育成奨学金 |
在籍要件 |
高等学校(中等教育学校 後期課程含む)
高等専門学校
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高等学校(中等教育学校 後期課程含む)
特別支援学校 高等部
専修学校 高等課程
(施行規則第5条に定めるものに限る)
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学習要件 |
向学心に富み、学習態度が良好であると認められる者 |
向学心に富み、学習態度が良好で、学習成績の評定値が3.0以上
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所得要件 |
生活保護基準の1.5倍以内
(世帯全員の収入額合計) |
生活保護基準の1.5倍以内
特に意欲のある生徒は3.0倍以内
(世帯全員の収入額合計) |
居住要件 |
親権者または未成年後見人(貸与を受けようとする者が成年に達している場合にあっては、その者の生計を維持する者)が県内に住所を有していること |
その他要件 |
地方公共団体、その他公共的団体から学資の貸与、または給付を受けていない者 (注) |
(注) 高等学校等就学支援金、高校生等奨学給付金とは併給可能です。
貸与額
修学支援奨学金・育成奨学金共通です。
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国公立 |
私立 |
貸与月額 |
18,000円 (5,000円)
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30,000円 (17,000円)
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加算 |
自宅外通学者 5,000円
へき地居住者 12,000円
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()内は生活保護受給世帯(高等学校就学費受給世帯)の額
申請時期と振込時期
奨学金の振込は前期分(4~9月分)と後期分(10~3月分)に分けて振り込みます。
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申請時期
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振込時期 |
新規募集 |
4月頃
※詳細は在籍する学校まで
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前期分・・・8月中旬
後期分・・・10月中旬
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追加募集
(貸与人数に余裕がある場合実施) |
9月頃
※詳細は在籍する学校まで
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後期分・・・12月中旬
(追加募集は後期分のみ)
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中学予約
(中学3年生対象)
※育成奨学金のみ
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10月頃
※詳細は在籍する学校まで
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前期分・・・高校入学後の6月下旬
後期分・・・高校入学後の10月中旬
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継続貸与
(既貸与者対象) |
1月頃
※詳細は在籍する学校まで
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前期分・・・次年度4月下旬
後期分・・・次年度10月中旬
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緊急 |
家計急変世帯対象
(家計急変の事由が発生してから12ヶ月を超えない期間内)
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申請数ヶ月後
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※高等学校等入学前の貸付は行っておりません。
申込窓口
1.学校締切日までに在籍している学校の奨学金担当の方にお申し出ください。必要書類や提出などの説明を受けてください。
2.必要書類を学校へ提出ください。学校を通じて学校支援課に書類が届きます。
3.奈良県内の高等学校等に在籍の方は、申請書類の他に奈良スーパーアプリでの申請も必要です。
※本校が県外にある学校は対象外です。
奈良スーパーアプリによる奨学金申請
申請書類のほかに必要なもの
1.申請者(生徒本人)の認印(シャチハタ・スタンプは不可)
2.連帯借受人の実印(印鑑登録されたもの)
3.住民票謄本(読み:じゅうみんひょうとうほん)
世帯全員が記載されているもので、申請3ヶ月以内に発行されたもの
記載事項に省略のないもの(ただし、マイナンバーと本籍地は不要)
4.課税証明書(または非課税証明書)
世帯全員分(被扶養者除く)
生活保護受給世帯の場合、生活保護受給証明書(世帯全員の名前が記載されているもの)
5.申請者(生徒本人)の金融機関口座等
氏名・口座番号等が分かるページのコピーを提出していただきます。
※既貸与者の方の必要書類等は学校を通じて連絡します。