運動は体力を回復し、活動的な日常生活を送れるようにすると共に、ストレス解消に効果的ですが、初めから計画性のない強い運動をすることは、逆効果となる危険性がありますので医師の指示に従い、軽い運動から始めましょう。
運動を始める前には、血圧、脈拍、体重を測り、軽い体操などの準備運動をします。
また、運動後も整理運動をすることで、筋肉痛、筋肉疲労を予防します。
なお、血圧が変動している、熱がある、風邪を引いているなど体調の悪いときは、運動を控えることが大事です。
そして以下のような病態の時は運動をするとかえって体をこわす場合がありますので運動をしてはいけません。
・尿毒症や水管理の不良で体調のかなり悪いとき
・血圧が非常に高い場合とか低い場合
・強い貧血のあるとき
・心不全や強い不整脈などの心臓に障害のあるとき
・息切れなど肺にかなり障害のあるとき
・骨や関節の障害を起こしているとき
・糖尿病で血糖のコントロールがかなり悪いとき
・重い網膜症などの目の障害があるとき
・甲状腺の働きが低下しているとき
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