奈良伝承
本文へ移動
検索対象選択
ホームページ
検索
Foreign Language
文字サイズ
標準
拡大
背景色
黒
白
パソコン画面表示
県民情報
観光情報
防災・危機管理
現在位置
県民情報
県の組織
総務部知事公室
広報広聴課
県の広報誌「県民だより奈良」
バックナンバー
8月号
奈良伝承
ツイート
メニュー表示
ご意見箱 ご相談・お問い合わせ はこちらです。
メインメニュー
検索
検索対象選択
ホームページ
よくある質問
施設を探す
組織から探す
ホーム
警察
議会
教育委員会
電子行政サービス
広報広聴
くらし・環境・税
住まい
消費・食生活
環境・リサイクル
税金・ふるさと納税
県土づくり
防災・防犯
景観づくり・まちづくり
結婚・子育て・家族・ストップ!児童虐待
協働・NPO・ボランティア
移住・定住
奈良県ひきこもり相談窓口
教育・人権・交流
教育・青少年
生涯学習・スポーツ・文化
人権・男女共同参画
海外・国際
県内の公立学校
保健・医療・福祉
医療
健康・保健
サービス・制度
高齢者・障害者
しごと・産業
企業支援・融資・企業立地・商業振興
雇用・労働
農林水産業
土地・都市計画
公共工事発注見通し
入札等の発注情報
入札・調達手続き
環境対策・生活衛生
各種免許・資格
開発・建築
入札・調達
県政情報
分野別計画
施策紹介
採用情報
市町村支援
条例・規則
各種審議会情報
統計情報
県公報
行政資料・刊行物目録
行財政改革
行財政運営の基本方針
行政評価
オープンデータカタログサイト
ご意見箱 ご相談・お問い合わせ はこちらです。
閉じる
8月号
県政ホットニュース
特集
県政スポット
奈良おみやげミュージアム
はじめての万葉集
奈良のむかしばなし
奈良養生訓
奈良伝承
うちの学校自慢
うふふ川柳
ふるさと奈良への便り
奈良県議会だより
奈良伝承
和紙のできるまで
工房近くにある楮(こうぞ)畑。春に新芽を出し、冬には3m近くに成長して刈り取る。
楮を蒸し、剥ぎ取った樹皮を山や川のきれいな水に晒して、白い状態に。
煮たり、叩いたりしてほぐした楮の繊維に、水や植物のとろみ成分、白土を加えて材料となる。
丁寧に漉いた和紙は、水気を切って1枚ずつ乾燥させる。
端を整えて出荷する。出荷先は、表装用品の問屋さんなど。
慎重に、リズム良く和紙を漉きあげる。一瞬の
うちに繊維の流れもコントロールする植さん
どんな紙を作っているのですか?
うちでは主に、書や絵を、掛け軸などに仕上げる『表装』(ひようそう)用に使う『宇陀紙』という和紙を作っているんです。江戸時代、宇陀松山の商人が、吉野地域の和紙を全国に販売したので、宇陀紙という名前が広まりました。現在でも、表装の分野で宇陀紙は最高級の紙とされているんですよ。
なぜ最高級なのですか?
全国でも川上村周辺でしか採れない特別な白土を混ぜて漉いていて、作品の湿度を調整できる上、適度な重さと柔らかみがあって表装しやすいところが評価されています。
浩三さんは小さい頃から紙漉きの仕事をしようと決めていたのですか?
子どもの頃、家族みんなが朝早くから紙漉きの仕事をしてるのを見ていましたが、当時は料理人になりたかったですね。でも仕事を具体的に考え始めた時、紙漉きも仕事として、やっていけるんじゃないかと思って。(笑)
仕事を始めて約27年、どう技術を受け継ぎましたか?
職人の仕事は、見て覚えるものだと思います。父の仕事をよく見て技術を身につけようとしていますが、いつになったら納得できる紙が漉けるかなと思いますね。和紙をもっとムラ無く均一に漉きあげられるようになりたいと思います。
これから挑戦したい事はどんなことですか?
こんな素材で紙ができない?というお客さんからの新しい注文にどんどん挑戦したいですね。例えば、楮(こうぞ)以外にも吉野の杉や檜(ひのき)を使った紙も作っています。木の色合いが出て、いい風合の紙になるんですよ。
吉野の杉を使ったレターセット
紙漉き体験もできるそうですね。
はい。うち以外でも、このあたり『国栖(くず)の里』では、紙漉きの他に割り箸作りや陶芸などさまざまな体験ができる工房があるんです。その他にも、県内の小学校などで出張紙漉き体験授業も行っていて、楮の木を一緒に植えたり、卒業記念のしおりを作ったりして、和紙に親しんでもらっているんです。このような体験をもっと広げて、多くの人に和紙の良さを感じてもらって、和紙がもっと皆さんの生活に身近になったらいいなと思います。
お父さん、浩三さんが跡を継ぐことになって、いかがですか?
伝統の技術を一代先まで繋ぐことができてうれしかったです。でもこの仕事も、商品が売れて、生活できなければ続けられません。時代に合って皆さんに使ってもらえる和紙を作っていって欲しいですね。
※「県民だより奈良」は県内の各家庭にお届けしています。
市町村窓口、県の施設などにも配置しています。
※点字と声による「県民だより奈良」も発行していますので、必要な方は県広報広聴課へご連絡ください。
県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
広告の申込・お問い合わせは、株式会社キョウエイアドインターナショナル大阪支社(TEL:06-4797-8251)まで
お問い合わせ
広報広聴課
〒 630-8501
奈良市登大路町30
報道係
TEL : 0742-27-8325
広報制作係
TEL : 0742-27-8326
/
FAX : 0742-22-6904
デジタル広報係
TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係
TEL : 0742-27-8327
/
FAX : 0742-22-8653
相談ならダイヤル
TEL : 0742-27-1100
添付資料を見るためにはビューワソフトが必要な場合があります。詳しくはこちらをご覧ください。
スマートフォンでご利用されている場合、Microsoft Office用ファイルを閲覧できるアプリケーションが端末にインストールされていないことがございます。その場合、Microsoft Officeまたは無償のMicrosoft社製ビューアーアプリケーションの入っているPC端末などをご利用し閲覧をお願い致します。
県民だより奈良
月別バックナンバー
コーナー別
スマホアプリ「マチイロ」でも電子書籍版がご覧になれます。
詳しくはこちら
電子書籍ポータルサイト「奈良ebooks」でもご覧になれます。
詳しくはこちら
ページの先頭へ
個人情報の取り扱いについて
リンク・著作権・免責事項
ウェブアクセシビリティ
奈良県庁 〒630-8501 奈良市登大路町30
地図・アクセス
県庁代表電話番号: 0742-22-1101
県庁各課室への電話番号はこちら
(受付:午前8時30分~午後5時15分)
(C) 2023 Nara Prefecture
スマートフォン表示