奈良県の小児救急医療のしくみをご紹介しています。
奈良県からのお願いも掲載していますので、よくお読みいただき小児救急医療のしくみについてご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
近年、夜間における小児患者の受診が増加していますが、その多くは軽症な患者で、自宅での療養や翌日昼間にかかりつけ医に診てもらうことで対応が可能なケースがほとんどと言われています。
このような小児患者が救急病院にたくさん来られることで、本来、救急医療の必要な重症患者を受け入れられなくなってしまうことが危惧されています。
そこで、お子さまのケガや急病で、病院へ行った方がよいか判断に迷ったとき、看護師(必要に応じて小児科医)が電話でアドバイスをする、相談窓口を設置しています。
奈良県では急病時にどのように対応すればいいのかや、どのような状態になれば診察を受ければよいのかについてご理解いただくため、こどもの救急ガイドブックを作成しています。
少しでも落ち着いて行動できるように、お医者さんへかかる前にこのガイドブックを参考にしてください。
※症状があてはまらない場合や個人差もありますので、ガイドブックはあくまでも参考として、ご活用ください。
発熱や腹痛など、お子さんの急な体調不良時の対応の参考となるよう、症状別の対処方法や医療機関を受診する目安などを動画で紹介しています。動画では、以下の10症状を取り上げています。
発熱 / せき / けいれん / 不機嫌・泣きやまない / 腹痛
嘔吐・下痢 / 誤飲 / 発疹 / 熱中症 / アナフィラキシー(アレルギー症状等)
※動画は医師による監修のもと制作していますが、その正確性及び完全性を保証するものではありません。
症状には個人差があるため、必要に応じて医療機関を受診してください。
お子さんの病状によって救急車を呼ぶ場合に、何を救急隊に伝えるべきか、何を準備するべきか、などの情報を掲載しています。
また、救急車を呼んだ方がいいのか迷ったときは、奈良県救急安心センター相談ダイヤル(#7119)も開設していますので、ご活用ください。
詳細は奈良県救急安心センター(#7119)ダイヤルについてをご確認ください。