住所 奈良市八条4-643
電話番号(代表) 0742-36-1881
URL:http://www.saiseikai-nara-hp.jp/index.html
診療科:内科・呼吸器内科・循環器内科・神経内科・外科(消化器外科・乳腺外科)・整形外科(一般・スポーツ整形)・泌尿器科・小児科・眼科・耳鼻咽喉科・婦人科・リハビリテーション科・放射線科・麻酔科・皮膚科
許可病床数:194床
紹介する「面倒見のいい病院」の取り組み領域
病院から在宅まで、医療・介護で地域医療に貢献する公的病院
病院の概要
済生会は明治44年明治天皇により設立された公的病院(済生会)です。
済生会奈良病院は急性期病床・回復期病床・地域包括ケア病床で構成され194床のケアミックス機能で運営しています。
急性期につきましては、軽症急性期など救急医療、急性期・専門医療が必要となる前の症状を中心に対応しています。
回復期につきましては、近隣の高度急性期病院からの後方支援機能病院としてリハビリを重点に置いた疾患治療に取り組み早期な在宅復帰をめざしています。
地域包括ケア病棟につきましては、近隣在宅診療医からの急性増悪時の入院対応やレスパイト入院の受入などをおこなっています。標榜(ひょうぼう)科目14科で診療しており、且つ救急患者の受入にも注力しています。
取り組みのきっかけ
済生会奈良病院は平成元年に当所に移転、250床の急性期機能病院でした。平成23年4月には今後の超高齢化社会の到来を想定して、病床機能の転換の検討をしました。
平成23年6月に、回復期リハビリテーション病棟の開設、平成26年に訪問看護ステーション、平成27年に旧産科病棟を地域包括ケア病棟、さらに平成28年には居宅介護支援事業所を開設しました。
国及び県が進めている地域包括ケアシステム、また2025年に到来する高齢者問題を踏まえた病院の役割を考え、高齢化社会にも対応出来るようにしています。
済生会奈良病院は、地域医療「面倒見のいい病院」として、地域に密着した考えの下、奈良市より令和2年6月に地域包括支援センターを受託し、より地域に密着した取り組みを行なっています。
「面倒見のいい」内容
「面倒見のいい病院」とは、当院を利用して頂く方々にとって安心できる環境のもとで、治療や療養が出来る体制構築と考えています。
急性期から回復期及び地域包括ケアを利用しての在宅復帰、また少しでも早く従来の生活環境に戻って戴くために、リハビリを中心とした治療も致しています。在宅復帰時は近隣の訪問診療医と連携し、その上で当院の訪問看護ステーションや他事業所との連携を取りながら、日常生活を心配なく過ごして戴けるように患者さん・ご家族に寄り添った医療を行っています。
介護などが必要になれば、地域包括支援センターもしくは居宅介護支援事業所などの事業所なども利用して戴けます。
また、患者さん、利用者さんが住み慣れた街で医療・介護の心配なく過ごして戴けるよう、在宅支援として高齢者施設への訪問診療にも着手しました。病院から在宅や高齢者施設と途切れない支援を行うなど「面倒見のいい病院」として取組んでいます。
ご安心のポイント
高齢化による急な病気等で、患者さんはもちろん、ご家族も慣れないことでご心配だと思います。済生会奈良病院では患者さんの尊厳を大切にし、安心して治療を受けて戴けるよう取り組んでいます。
治療後にご自宅や施設に帰られるとき、家庭での生活や、介護等の必要性など患者さんや家族もご不安に感じることもあると思います。済生会奈良病院では、必要な打合せや、公助の活用に関する相談にも乗る事が可能です。ご自宅での治療継続、介護保険を利用した生活水準の維持などは、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターなどを活用することで医療から介護、病院から在宅へとつなぐことができると考えていますので、是非ご相談下さい。
医療・介護関係者へのメッセージ
地域医療を担っておられる診療所の先生・介護施設の関係者の方々におかれましては日々大変お世話になっております。済生会奈良病院では「面倒見のいい病院」として地域医療の後方支援としての役割も担っております。
当院は14診療科で地域医療に取組んでおり、軽症急性期からリハビリ中心の回復期病棟、在宅復帰に向けた地域包括ケア病棟もありますので、外来診療も含めご気軽に地域連携室に御相談下さい。また対象の患者さんがおられました際にはご紹介を戴きますよう宜しくお願いします。
取組に関する問い合わせ先(部署名)
地域連携室
住所 奈良市八条4-643
電話番号(代表) 0742-36-1881
URL:http://www.saiseikai-nara-hp.jp/index.html