住所 吉野郡大淀町大字福神8番1
電話番号(代表) 0747-54-5000
診療科:内科、総合診療科、内科(循環器)、内科(糖尿病)、内科(内分泌代謝)、内科(呼吸器科)、内科(消化器)、内科(感染症)、内科(腎臓)、脳神経内科、小児科、精神科〔外来診療のみ〕、外科(消化器・総合)、脳神経外科、整形外科、救急科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、産婦人科〔分娩は奈良医大で対応〕、リハビリテーション科、歯科口腔外科、麻酔科、放射線科、病理診断科
許可病床数:232床
紹介する「面倒見のいい病院」の取り組み領域
住み慣れた地域やご自宅で自分らしく過ごしていただけるように「在宅医療支援チーム」が手厚くサポートいたします
病院の概要
南奈良総合医療センターは、過疎高齢化の進んだ南和地域における公立病院の統合再編事業により2016年4月に開院いたしました。
病床数は232床で、専門診療として26の診療科と、さらにチーム医療として救急・消化器病・糖尿病・リウマチ運動器疾患・腎尿路疾患・一次脳卒中・地域連携・在宅医療支援・へき地医療支援・がん相談支援・健診の11センター機能を有しております。
南奈良総合医療センターを運営する南和広域医療企業団の基本理念にあるように「南和の医療は南和で守る」べく、地域の中核病院として、良質で患者や家族の皆さんにとって最適な医療を、まごころをこめて提供しています。
取り組みのきっかけ
核家族化の進む現在、南和地域でも在宅医療・訪問診療の需要がますます高まることが予想されます。急性期病院の在院日数が短くなり、施設や病院の増加が見込まれない中で、医療ニーズの高い患者やその家族に対する在宅での手厚いサポート体制が重要と考えられ、前身の(旧)県立五條病院から引き継ぎ発展させる形で、「在宅医療支援センター」を運営しています。
「面倒見のいい」内容
3つの場面に分けてお伝えします。
(1)訪問診療の開始時
寝たきりの状態や医療的に重篤な状態であるなど、どのような病状であっても、元の主治医の先生からしっかりとバトンを引き継いで、ご本人やご家族を手厚くサポートいたします。
(2)訪問診療中
在宅において様々なご不安があろうかと思います。どのような小さな不安にも、在宅チームで真摯に対応します。
点滴、高カロリー輸液、医療用麻薬の持続皮下注射、胸水/腹水穿刺、胃瘻交換、人工呼吸管理など各種手技や処置等にも、状態に応じて複数医師がチームで対応いたします。
(3)急に状態が悪化した時
臨時の往診、救急対応、療養期や慢性期の病院との連携など、適切に対応いたします。
ご注意いただきたい点
訪問診療には対応可能なエリアが設定されています。原則として五條市、大淀町、下市町、吉野町、御所市の一部となりますが、必要時ご相談ください。また、診療のバトンを円滑に引き継ぎ、皆さまに質の高い診療をお届けするためにも、今の主治医の先生に「南奈良での在宅診療への移行」をご快諾いただくことが重要と考えております。ご理解とご協力をお願いいたします。
ご安心のポイント
南奈良総合医療センターは、機能強化型の在宅療養支援病院として、質の高い安全な在宅医療を継続的に提供できるようチームで活動をおこなっております。
- 在宅医療専門医を含め10名以上の総合診療医が所属しています。
- 在宅医療支援センター専属の看護師が所属しています。
- 訪問看護ステーションを有し、急な依頼にも可能な限りお応えします。
- 病院内外の専門医や医療スタッフと密に連携しています。
- 緊急時に、患者さんやご家族さんに応じた必要な対応をすることが出来ます。
医療・介護関係者へのメッセージ
南奈良総合医療センターは南和地域の中核病院として、救急診療やがんなど専門診療の充実とともに、在宅医療支援センター/訪問看護ステーションを開設し、積極的に訪問診療・訪問看護を行っております。
ドクターヘリの運用から在宅医療まで、同一医療機関で対応できるところは全国的にも稀であり、地域においてトータルケアを求められる当院の特性がよく表れていると考えます。「病院が展開する在宅医療」は全国でも注目されており、学会セミナーや講演、執筆なども多数行なっています。
取組に関する問い合わせ先(部署名)
- 南奈良総合医療センター 在宅医療支援センター
- 南奈良訪問看護ステーション
住所 吉野郡大淀町大字福神8番1
電話番号(代表) 0747-54-5000