薬物乱用防止について

本ページは、薬物についての情報提供を行うと共に、本県における薬物乱用のための活動や取組みについて、ご案内します。

6・26ヤング街頭キャンペーンの実施について

「ダメ。ゼッタイ。」普及運動の一環として、麻薬・覚醒剤・大麻・危険ドラッグ等薬物乱用を許さない社会環境づくりのため、下記のとおりキャンペーンを実施します。

 

1.日時 令和6年6月30日(日曜日)

     10時45分~15時00分

 

2.場所 イオンモール橿原1階 久世福商店前

     〈奈良県橿原市曲川町7丁目20番1号〉

 

3.主催 奈良県

     奈良県「ダメ。ゼッタイ。」普及運動実行委員会

     奈良県薬物乱用対策推進本部

 

4.協賛 奈良県警察本部、奈良県教育委員会

 

5.後援 ライオンズクラブ国際協会335ーC地区8R1Z・8R2Z・8R3Z

     奈良県製薬協同組合、奈良県家庭薬配置商業協同組合、

     (一社)奈良県薬剤師会、(一社)奈良県医薬品登録販売者協会、

     奈良県毒物劇物取扱者協会、奈良県家庭薬卸協同組合、

     奈良県医薬品卸協同組合、奈良県医薬品配置協議会、

     奈良県歯科用品商組合、奈良県薬事団体連合会

 

6.内容  (1)6・26ヤング街頭キャンペーン宣言

     (2)キャンペーン会場周辺での啓発物品の配布

     (3)「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金運動

     (4)せんとくん、奈良県警察マスコット(ナポくん)登場

     (5)薬物乱用防止クイズ、的あて

 

乱用される薬物について


1,大麻

 大麻は、近年増加の一途をたどっており、平成21年度も過去最高を記録し、現在若者の間で、タバコ感覚で乱用が広がっています。これは、大麻には害がないという誤った情報に惑わされて安易に使用する若者が増えていることも原因に挙げられます。
 大麻を乱用すると、知覚が変化したり、学習障害、記憶障害、人格変化を起こし、また免疫力を低下させることで感染症等にもかかりやすくなります

 ※大麻の別名:マリファナ、はっぱ、ハッシッシ、チョコ

2,危険ドラッグ

 「合法ドラッグ」「脱法ドラッグ」等と称して販売されている薬物です。覚せい剤等と同様に幻覚・妄想等の作用があり、錠剤型の物等さまざまです。これらの多くは薬事法等でその販売等が規制されています。乱用による害も大きく、急性中毒や幻覚等により殺人を起こしたり、健康被害が発生したりします。

 ※詳細については、 こちら をご確認ください。

 

3,市販薬 ※オーバードーズ

国の薬物使用に関する全国高校生調査(2021年)によると、                     約60人に1人が「過去1年以内に市販薬の乱用(オーバードーズ)をしたことがある」          と回答しています。

 薬局やドラッグストアで購入できる「かぜ薬」や「咳止め薬」等を「大量に!」「頻回に!」服用すること(いわゆるオーバードーズ)による健康被害(※死亡例も発生)が社会問題となっています。

市販薬のオーバードーズ問題

 10代、20代の若い世代を中心にオーバードーズが増しています。違法薬物とは異なり「女性が多く」「非行歴が少ない」方が陥るという特徴があるとされています。

 この背景には、家庭や学校等で感じる「悩み」「不安」「つらい気持ち」が影響しているとされ、それを和らげるため市販薬に頼ってしまうことが考えられています。

 いじめや虐待、親との関係性の悪化、学校での孤立など、市販薬のオーバードーズの裏には深刻な問題が潜んでいる場合もあります。

ひとりで悩みを抱えている方は、ほんの少し勇気を出して、家族、先生、友達、県の相談機関へ相談してください。あなたは一人ではありません。

 

4,覚せい剤

 覚せい剤の成分には、アンフェタミンやメタンフェタミンがあり、覚せい剤のほとんどは海外から不正に密輸入されているものです。形状は白色の粉末または無色透明の結晶で、臭いは少なくやや苦味があります。覚せい剤を使用すると、一時的に中枢神経が興奮しますが、効果が切れると激しい抑うつ状態(疲労感、脱力感)に陥り、イライラするので繰り返し乱用してしまいます。これにより、幻覚や妄想等の症状が現れ、興奮状態や錯乱状態に陥り、他人や家族に暴力を振るったり、傷つけたり、また殺人等他の犯罪に手を染めてしまうこともあります。
 また、使用を止めても、何かをきっかけに再燃(フラッシュバック)し、使用にいたってしまうこともあります

 ※覚せい剤の別名:エス、スピード、アイス、シャブ、ヤーバ

 

薬物乱用防止指導員について

 

 薬物乱用防止指導員のことにつきましては

      こちら   をご参照下さい。

不正大麻・けし撲滅運動について

毎年5月1日~6月30日を「不正大麻・けし撲滅運動期間」とし、この運動を通じ不正栽培・自生の大麻・けしを全面的に撲滅するため、県民に対し大麻、けしについての正しい知識を浸透させることを目的とします。
 また、この期間に本県警察本部協力の下合同でパトロールを実施し、その取締等も行っています。

  ◇不正に栽培されるけし・大麻について

 期間:毎年5月1日~6月30日 実施予定

「ダメ。ゼッタイ。」普及運動について


 全世界的な広がりを見せている最も深刻な社会問題の一つである薬物乱用問題を撲滅するため、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は、新国連薬物乱用根絶宣言(2009~2019年)の支援事業の一環として官民一体となり、国民一人一人の薬物乱用問題に対する認識を高め、併せて、国連決議による「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」の周知を図り、内外における薬物乱用防止に資することを目的としております。
 また、この期間に県下で啓発活動を行い、薬物乱用の怖さを県民へ呼び掛けます。

 ※同時に国連支援募金活動も行いますので、こちらの方にもご協力をお願いします。

 期間:毎年6月20日~7月19日 実施予定

麻薬・覚せい剤乱用防止運動について

 

 薬物乱用防止のため、関係団体との協力の下「薬物乱用防止街頭キャンペーン」と題した式典を開催し、薬物乱用防止に功績のあった方々への表彰等を行います。また同時に啓発活動を行い、薬物乱用の怖さを県民へ呼び掛けます。

 期間:毎年10月1日~11月30日 実施予定

薬物相談機関

 

 薬物相談機関につきましては  

   こちら  を参照ください。

薬物乱用防止教室の講師派遣について(小学校・中学校・高等学校向け)


 ○薬物乱用防止啓発訪問事業について
 厚生労働省において、薬物乱用防止啓発訪問事業を実施しております。学校からの派遣要請に応じて、講師が訪問し、啓発資材を用いて、薬物乱用防止に関する講習会を実施しています。積極的に薬物乱用防止教室等にご活用いただきますようお願いします。
 
 ・STOP the 薬物!~断る勇気が未来をつくる~
  http://www.d-info.net/

   ○薬物乱用防止教室資料について
 薬物乱用防止教室時に使用する資料を作成しましたので、学校や地域での講習会、団体等の会合でご活用下さい。生徒の理解度や重点項目により、適宜内容を編集してご利用下さい。(平成30年8月作成)

  ・小学生用 (ppt 4582KB)
 
  ・中学生、高校生用 (ppt 4366KB) 


 ○県薬務課で、麻薬取締員が大学や団体等に対して、薬物乱用防止に関する講習会を開催いたします。
 なお、小・中・高等学校においては、くすりの専門である学校薬剤師が配置されておりますので、学校薬剤師に相談し、積極的に薬物乱用防止教室を開催してください。(ご要望がございましたら、県薬務課からもご対応いたします(doc 26KB)。)

  <担当>
   ○奈良県薬務・衛生課  0742-27-8664 

危険ドラッグについて


「合法ハーブ」等と称する商品を使用したことによる健康被害等が多発しています。
「危険ドラッグ」は「合法」、「脱法」などと称していても、麻薬や覚せい剤と同じかそれ以上の健康被害が起こる可能性あります。なお、誤解を招くため呼称が平成26年7月22日より「脱法」「合法」「ハーブ」を使用しない「危険ドラッグ」に統一変更されました。 
    ◆大変危険ですので、絶対に手をださないでください◆


 ※ 詳細については、こちら をご確認ください。

大麻対策の広報啓発用ウェブサイト開設について

 違法薬物である大麻の乱用が、全国的に拡大しています。

特に若年層の検挙人数が、著しい増加傾向にあり、『大麻対策のためのポータルサイト「I'm CLEAN」』が、警視庁ウェブサイトに新たに開設されました。

「大麻の有害性」「犯罪組織との関連」を具体的にわかりやすいものとなっています。

た今乱用防止に向け、ぜひご覧ください。

 

・大麻対策のためのポータルサイト「I'm CLEAN」

https://www.npa.go.jp/bureau/sosikihanzai/yakubutujyuki/illegal_cannabis/index.html