沿革
近年、犬やねこなどの飼育動物をめぐって、人にもたらす安らぎや補助犬の役割が注目されるなど、人との関係がより多様かつ密接になる一方で、動物虐待、人の生活環境侵害、動物由来感染症等の問題も多発しています。また、飼育知識や愛情のない一部の飼い主が無計画に繁殖させてしまったり、安易に飼育放棄したりすることで、数多くの動物が行き場をなくし、結果的に行政が収容せざるを得なくなるような例も後を絶ちません。
「動物愛護センター」は、これら種々の課題に的確に対応し、人と動物が共生できる社会づくりを進めていくための拠点施設として、うだ・アニマルパーク内に設置されました。
昭和25年度 |
・「狂犬病予防法」施行 |
昭和34年度 |
・橿原保健所付属犬抑留所を設置 |
昭和41年度 |
・「奈良県飼い犬管理条例」施行 |
昭和45年度 |
・保健所の移転に伴い,桜井保健所付属犬抑留所と名称変更 |
昭和49年度 |
・桜井保健所飼犬管理課に組織変更
・「動物の保護及び管理に関する法律」施行 |
平成6年度 |
・桜井保健所橿原動物指導管理事務所に名称変更 |
平成12年度 |
・改正「動物の愛護及び管理に関する法律」施行 |
平成14年度 |
・うだ・アニマルパーク基本構想策定
県畜産技術センターの敷地再整備事業である同構想の一環として
動物愛護センターの建設を計画 |
平成15年度 |
・動物愛護センターの設計・工事に着手 |
平成17年度 |
・「奈良県動物の愛護及び管理に関する条例」施行(「飼い犬管理条例」廃止) |
平成18年度 |
・改正「動物の愛護及び管理に関する法律」施行
・改正「奈良県動物の愛護及び管理に関する条例」施行 |
平成19年度 |
・「奈良県動物愛護管理推進計画」策定
・動物愛護センター完工
・3月31日付けで桜井保健所橿原動物指導管理事務所を廃止 |
平成20年度 |
・4月1日:動物愛護センターの施設供用開始
・4月25日:うだ・アニマルパーク開園 |
平成22年度 |
・土日祝日開所し、動物愛護教育イベントの開催 |
平成25年度 |
・わんにゃん舎(新犬猫舎)新設 |
平成26年度 |
・11月1日:団体介在譲渡開始 |
平成29年度 |
・飼養ボランティア制度開始
・県内保健所での出張譲渡講習会を開始
|
動物取扱頭数(令和2年度)
下記の数字は速報値です。今後、確認作業を行い、環境省に報告して確定値が決まります。昨年度までの確定値については、環境省のHPでご確認ください。
*年度をまたいで収容される動物がいるため、返還・譲渡・殺処分の合計は収容頭数と一致しません
( ):負傷収容(内数)
|
|
|
収容頭数
|
処分頭数
|
|
|
捕獲
|
引き取り
|
計
|
返還
|
譲渡
|
殺処分
|
犬
|
成犬
|
22 |
44(6) |
66(6) |
20 |
22 |
31 |
|
子犬
|
16 |
0 |
16 |
0 |
13 |
6 |
|
小計
|
38 |
44(6) |
82(6) |
20 |
35 |
37 |
ねこ
|
成ねこ
|
|
247(52) |
247(52) |
4 |
30 |
215 |
|
子ねこ
|
|
695(187) |
695(187) |
3 |
172 |
531 |
|
小計
|
|
942(239) |
942(239) |
7 |
202 |
746 |
|
計
|
38 |
986(245) |
1024(245) |
27 |
237 |
783 |