お問い合わせの多いご質問について
1.提出書類
Q1: パスポートの申請書は旅券事務所へ行かなければ手に入らないのですか?
A:5年用及び10年用の新規・切替発給申請書は、奈良県旅券事務所(※1)と高田旅券センターの2カ所の窓口のほか、県内の各市役所・町村役場でも入手できます。(申請書の様式は全国共通です。)
なお、残存期間同一用申請書(記載事項変更・査証欄なし)及び紛失届出書等は、奈良県旅券事務所・高田旅券センター(取扱窓口)のみで配布しています。
また、平成30年10月1日からダウンロード申請書の運用が開始されました。外務省ホームページ「パスポート申請書ダウンロード」にリンク設置しているWeb入力フォームに必要項目を入力することで、PDF形式で申請書をダウンロードすることができます。(電子的な申請を行えるようにするものではありません。)(ダウンロード申請書とは)
※自宅で保管されている申請書を使用される場合、外務省ホームページを確認してください。
(※1)奈良県旅券事務所では、ならファミリー5階の旅券事務所前に置いてありますので、土・日・祝日(休業日は除く)でも、ならファミリー5階専門店街営業時間内は入手できます。
Q2: 家族で同時に申請する場合、戸籍謄本は人数分必要ですか?
A:同一戸籍のご家族が同時に申請する場合は、戸籍謄本1通で結構です。
ただし、ご家族が別々の時期に申請する場合は、それぞれに戸籍謄本をご用意ください。
Q3: パスポートの申請手続きをしたいのですが、婚姻届を出したばかりで新しい戸籍がまだできていません。どうすればいいですか?
A:婚姻届提出後、新しい戸籍ができるまで概ね1週間から2週間程度かかります。旅行の日程までに余裕がある場合は、新しい戸籍ができてから申請してください。
時間的に余裕がない場合は、戸籍の代わりとして、婚姻届を出した役場で旧姓名・本籍、新姓名・本籍、生年月日の記載された「婚姻届受理証明書」(有料)を発行してもらい提出してください。
この場合、パスポートを受け取るときに新しい戸籍を改めて提出していただくことになります。
Q4: 引越してまだ間がないのですが、住民票は必要ですか?
A:住所は住基ネット(住民基本台帳ネットワークシステム)を利用して確認できますので、住民票は原則不要です。
ただし、ご質問のように、引越して間がない場合は、住基ネットに反映されないことがありますので、記載内容が最新の住民票(マイナンバーの記載のないもの)を1通提出してください。
Q5: パスポートの申請は、郵送で受け付けてもらえないのですか?
A:パスポートの申請並びに受取りは郵送では一切受け付けていません。
また、申請書をこちらから郵送することも行っていませんのでご了承ください。
受取りは必ずご本人にお越しいただく必要がありますが、申請は代理の方でもできます。
詳細は、代理提出のページをご覧ください。
2.本人確認書類
Q6: 子供(小学生以下)の本人確認書類が健康保険証しかありません。もう1点必要ですか?
A:子供さん(小学生以下に限ります。)の健康保険証以外に、親権者の運転免許証、パスポート等(詳しくはこちら)を併せてご持参ください。
ただし、親権者(法定代理人)と同時に申請する場合もしくは親権者(法定代理人)が申請者である子に代わって代理申請する場合のみとなります。
これらがない場合は、旅券事務所(取扱窓口)までお問い合わせください。
Q7: 運転免許証の住所を変更していません。本人確認書類として使えますか?
A:本人確認のための書類は、氏名、生年月日、性別、住所等の記載事項が申請書と一致している必要があります。
住所が変わったのであれば、事前に所轄の警察署の免許係で運転免許証の住所を変更してからお越しください。
手続きについては、奈良県警察ホームページの「各種免許手続き」をご参照ください。
3.写真
Q8: デジタルカメラやスピード写真で撮った写真は使えますか?
A:写真に関しては、実際にその現物を見てみないと判断できません。提出していただいた写真が、大きさ・画質・明るさ等の基準に当てはまれば、デジタルカメラで撮影したものでも受付可能です。
また、スピード写真も同様ですが、顔のサイズ等が規格に合わないことがありますので、十分ご注意ください。
詳細は、外務省ホームページ「パスポート申請用写真の規格」をご覧いただきたいと思いますが、現行のIC旅券には、より鮮明な写真が必要とされていますので、ご協力のほどお願いします。
Q9: 乳児の写真はどうして撮ったらいいのですか?
A:写真の撮り方としては、白色等の無地の布に寝かせて上から撮るようにしてください。
その際、子供が正面を向いていなかったり、目を閉じている等、本人確認が困難とならないようにご注意ください。
規格等は、Q8と同様です。
4.所持人自署
Q10:小学生で申請書の「所持人自署」欄に戸籍どおりに署名ができません。
A:申請書の「所持人自署」欄に書かれた署名はそのままパスポートに転写され、外国で使用するサインとなります。
したがって、この欄は戸籍どおりに記入する必要はありません。
漢字でも、ひらがなでも、ローマ字でも、ご本人が外国に行った時にいつでも書ける文字で書いてください。
ただし、署名が枠内からはみだしたり、なぞったりした場合は、旅券に正しく転写できないため書き直していただくことになりますので、ご注意ください。
5.居所申請
Q11:現在、奈良県内に住んでいますが、住民登録は他の県にあります。奈良県で申請できますか?
A:奈良県外に住民登録されている場合でも一定の条件を満たせば、「居所申請」という方法で申請できる場合があります。
居所申請のページで要件等をご確認いただき、ご不明の点は、旅券事務所(取扱窓口)までお問い合わせください。
6.パスポートの有効期間
Q12:パスポートの有効期間満了日まであと5ケ月ほどありますが、作り替えることはできますか?
A:有効期間満了日までの残りが1年未満になれば、パスポートを新しく作り替えることができます。
詳しくは、切替申請のページをご覧ください。
なお、渡航先の国によっては、残りの有効期間が、3カ月以上や6カ月以上ないと入国できない場合もありますので、ご注意ください。
Q13:パスポートの有効期間が切れるので作り替える予定ですが、パスポート番号は変わるのですか?
A:パスポートは、免許や資格とは違い更新という制度はありません。申請の都度、必要な書類をご提出いただき、審査した上で発行されます。そのため、パスポート番号もまったく新しいものになります。
必要書類等は、切替申請のページをご覧ください。
7.代理
Q14:パスポート の申請を代理の人に頼むことはできますか?
A:申請書裏面の「申請書類等提出委任申出書」の「申請者記入」欄に申請者自身が記入して代理人の指定を行い、指定された代理人が「引受人記入」欄に記入することで、申請書類の代理提出が可能となります。
この代理提出に際しては、申請者の必要書類とともに、代理人自身の本人確認書類(運転免許証等)が必要となります。
詳しくは、代理提出のページをご覧ください。
8.氏名・本籍地(都道府県名)等の変更
Q15:名前と本籍地が変わったのですが、手続きが必要ですか?
A:パスポートの記載内容に変更があった時は、遅滞なく訂正の手続きが必要です。訂正の手続きには2つの方法があります。
どちらの方法も、所持人自署(サイン)、写真並びにICチップに記録された事項も替わります。
1つは、現在お持ちの有効なパスポートの有効期間満了日と同一の新しいパスポートを申請する方法です。
詳しくは、記載事項変更申請の説明をご覧ください。
手数料は6,000円です。
もう1つは、現在お持ちのパスポートの残りの有効期間を切り捨てて、新たにパスポートを作り替える方法です。
詳しくは、訂正新規の説明をご覧ください。
手数料は、新規申請と同じく5年用は11,000円、10年用は16,000円、12歳未満の子供(5年用)は6,000円です。
どちらの手続きをを選ぶかは、パスポートの残存期間、海外へ渡航される頻度を考慮した上で、ご自身でお選びください。
Q16:有効なパスポートを持っていますが、住所が変わりました。また、本籍地も同じ奈良県内ですが変わりました。手続きが必要ですか?
A:Q16にもあるとおり、手続きが必要なのは、「パスポートの記載事項」に変更があった場合です。
住所の変更については、旅券事務所に手続きをする必要はありません。パスポートの最終ページにある「所持人記入欄」の現住所を二重線で消し、余白に新しい住所をご自身で記入してそのままお使いください。
本籍地の都道府県名に変更があった場合は手続きが必要ですが、同一府県内での異動については訂正手続きの必要はありません。
Q17:有効期間が数年残っているパスポートを紛失してしまいました。悪用されないか心配です。どうすればいいでしょうか?
A:速やかに「紛失一般旅券等届出書」を提出してください。「届出書」を提出することで、紛失(盗難)したパスポートは効力を失います。
したがって、その後、紛失(盗難)したパスポートが発見されても、使うことはできませんので注意してください。
詳しくは、紛失届のページをご覧ください。
なお、新たにパスポートを取得したい場合は、紛失を届け出た後か、又は紛失届を行うと同時に新規申請をしていただくことになります。
Q18:以前に取得したパスポートで有効期間は切れているのですが、紛失してしまいました。今回、新規で申請しようと思いますが、以前のパスポートは必要ですか?
A:パスポートは、有効期間が満了したときに効力を失います。
法的には、パスポートが失効したときには、名義人は都道府県知事又は外務大臣にそのパスポートを返納し、偽変造防止のためにも、失効したパスポートに無効印を押印する必要があります。
しかしながら、そのパスポートがどうしても見つからない場合には、申請の窓口でその旨申し出てください。
以前のパスポートが失効している場合には、それがなくても新規申請することができます。
9.受取り
Q19:自宅近くの高田旅券センターで申請したパスポートを、勤め先の近くにある奈良県旅券事務所で受取りたいのですが、できますか。
A:パスポートは申請した窓口でしか受け取ることができません。
高田旅券センターで申請したパスポートは高田旅券センターでお受取りください。
Q20:子供ですが、受取りには本人を連れて行かなければなりませんか?
A:パスポートの受取りには、必ず、ご本人をお連れください。
10.ビザ(査証)
Q21:ビザ(査証)は、旅券事務所で申し込めますか?
A:ビザは、外国人に対して入国を容認する当事国が発行するものですので、旅券事務所では取り扱っていません。
渡航先の在日大使館、総領事館にお問い合わせください。
お問い合わせ先の在日外国公館は、外務省ホームページをご覧ください。
Q22:有効期間の過ぎたパスポートに有効なビザが残っています。どうすればいいですか?
A:旧パスポートは、原則、VOID(失効)処理を旅券事務所で行い、お返しします。
査証欄(ビザ)はVOID(失効)処理しませんが、ビザについては、各国で取扱いが一様でないため、発給を受けた大使館・総領事館に直接お問い合わせください。
お問い合わせ先の在日外国公館は、外務省ホームページをご覧ください。