馬見丘陵公園の成り立ち
馬見丘陵は、香芝市・広陵町・河合町など2市3町に跨る標高70m程度の東西約3km、南北約7kmに及ぶ低い丘陵地で、この丘陵は馬見古墳群のエリアと一致し、古墳の集積地となっています。
昭和40年代後半より丘陵西部では真美ヶ丘や西大和ニュータウンなどの大規模宅地開発が始まりましたが、丘陵東部に位置する馬見丘陵公園は、これらの開発から自然や古墳群を保全するため、「歴史と自然に囲まれた憩いの空間」を目指して、昭和59年8月に都市公園(広域公園)として都市計画決定し、同年度より公園事業に着手しました。
平成22年9月18日から11月14日の間は「第27回 全国都市緑化ならフェア やまと花ごよみ2010」のメイン会場となり、多くの方に来園いただきました。
平成24年6月、馬見丘陵公園は中央エリア及び南エリアの一部を開園し、全面開園しました。
南エリア上空よりナガレ山古墳と公園館を望む
ナガレ山古墳
沿革
1984年08月 都市公園(広域公園)として都市計画決定(61.3ha)
1984年11月 事業着手
1991年04月 公園館を含む10haを開園
1994年04月 結びの広場開園(皇太子徳仁親王のご成婚を記念して)
1994年10月 北エリア開園
1995年01月 緑道を追加して都市計画決定(65.3ha)
1996年12月 臨時駐車場を開園
1998年04月 中央エリア南地区の一部を開園
2000年07月 花の道開園
2001年03月 南エリアの一部を開園
2001年10月 緑道エリアの一部開園
2002年03月 未来の広場開園
2002年10月 南エリアの西地区開園
2004年10月 緑道エリア完成
2007年03月 五位堂駅からのバス路線開通
2007年10月 倉塚古墳周辺の開園
2010年09月 一本松古墳周辺の開園、北エリア完成
2010年09月 「第27回 全国都市緑化ならフェア やまと花ごよみ2010」を開催
2012年06月 中央エリア及び南エリアの一部を開園し、全面開園(56.2ha ※計画面積65.3haから、ため池、古墳を除く)