馬見丘陵公園の野鳥
春夏秋冬を通じて、多くの鳥たちが集います。
特に、秋から冬(10月~3月頃)にかけて野鳥観察のベストシーズンになります。
上池・下池・巣山古墳濠・ダダオシ池には多くのカモ類が見られ、また園内のあちらこちらに冬の渡りの鳥たちも入ってきます。
また、春になればシジュウカラ・ヤマガラ・コゲラ・エナガなどの幼鳥が育ち、各所で観察することができます。
夏は、観察される鳥は減りますが、初夏にはキビタキ・オオルリが容姿と共に華麗な鳴き声を披露してくれます。
ツバメも各所で営巣し、育った幼鳥の姿を見ることができます。
参考資料
渡り区分
- 留鳥:1年を通して日本に生息している種。スズメやムクドリなど。
- 漂鳥:夏の繁殖期を山地で過ごし、里で越冬する種。1年を通して日本のどこかで生息しているので、留鳥の一部といえます。ウグイスやルリビタキなど。
- 夏鳥:春、東南アジアなどの南の国から日本に渡ってきて繁殖し、秋、南の国へ渡って行く種。ツバメやキビタキなど。
- 冬鳥:秋、シベリアなどの北の国から越冬するため日本に飛来し、春、繁殖のため北の国へ渡って行く種。ハクチョウやツグミなど。
- 旅鳥:日本より北の国で繁殖し、日本より南の国で越冬する種で、春と秋の渡りの時期に日本に立ち寄る種。多くのシギやチドリやエゾビタキなど。
- 迷鳥:本来は、日本に渡ってくるような種ではなく、台風など何らかの影響で、たまたま日本に渡ってきた種。ナキハクチョウやナンヨウショウビンなど。
(出典:誠文堂新光社2016年発行「日本の野鳥識別図鑑」より)
※「ダイサギ」が1年中見られる理由は、漂鳥の亜種チュウダイサギと冬鳥の亜種ダイサギとが含まれ、それぞれ観察されるためです。
おすすめの観察コース
馬見丘陵公園探鳥会の観察コース(下記画像をクリックするとPDFファイルをご覧いただけます)(pdf 286KB)
※馬見丘陵公園探鳥会:毎月第3日曜日に開催
※開催案内等、馬見丘陵公園探鳥会の詳細はブログをご確認ください。