県政HOTニュース

 

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あらい日誌
1300年の祈りの心を伝えます
            “東京で「祈りの回廊フォーラム」を開催”
 このフォーラムでは、県を代表する9つの社寺の宮司や管長などの代表者が、1300年の時を経て、守り伝えている伝統的な文化を通して、古代から脈々とつながる人々の「祈りのこころ」の意味や魅力を語ることにより、奈良のパワーをアピールしました。
 2月13日、東京・有楽町で、祈りの回廊フォーラム「1300年の祈りのこころ」を開催しました。
 会場には、約700人の奈良ファンが集まり、荒井正吾奈良県知事が、挨拶で「奈良県を代表する社寺の方々が集まっての初めてのフォーラム。奈良の1300年という歴史と伝統の重みを感じていただきたい」と述べました。
 金峯山寺(きんぷせんじ)の僧侶たちによる法螺(ほら)貝の吹奏に導かれ、フォーラムがスタート。春日大社の花山院弘匡(かさんのいんひろただ)宮司、石上神宮の森正光(まさてる)宮司、法隆寺の大野玄妙(げんみょう)管長、東大寺の北河原公敬(きたかわらこうけい)別当、薬師寺の山田法胤管主(ほういん かんす)、金峯山寺の田中利典執行長(りてん しぎょうちょう)、唐招提寺の石田智圓(ちえん)長老、西大寺の大矢實圓(じつえん)長老、興福寺の森谷英俊(もりや えいしゅん)執事長の9人が集い、各社寺の歴史や行事などを紹介しながら、各社寺に受け継がれる祈りのこころや奥深い魅力について話しました。
挨拶する荒井知事
法螺貝を合図にフォーラムがスタート
一堂に会した9社寺の宮司や管長の方々
問 県ならの魅力創造課
tel 0742-27-8974
fax 0742-27-7744

学ぶとはどういうことか第3回NARASIA県民セミナー
 長い人生を楽しく生きるためには、何を学ばなければならないのか。どのように学べばよいのか。年齢に関係なく学び続けるために、「人生」と「学び」との関係について考えるセミナーが開催されました。
 2月9日、県文化会館(奈良市)で、第3回NARASIA(ナラジア)県民セミナーが開かれました。
 学習院大学教授・東京大学名誉教授の佐々木毅(たけし)さんの基調講演に続き、荒井知事の司会によるパネルディスカッションが行われました。
 基調講演の中で、佐々木さんは「人生というのは学び続けること、学び続けようという気持ちを持つことが非常に大事です」と学び続けることの大切さを語りました。
 また、パネルディスカッションでは、江戸時代の藩校教育を例に挙げ、学びの目的を自覚することの重要性や、学校教育と社会教育の違いについてなど、教育を通じた「学び」の在り方が議論され、参加者は改めて「学ぶ」ということの意味について思いを巡らせていました。
 
自分から学ぶことの大切さを語る佐々木さん
パネルディスカッション。左から佐々木さん、全労済奈良県本部長の森本哲次(てつじ)さん、同志社大学大学院教授の沖田行司(ゆくじ)さん
熱心に耳を傾ける参加者の皆さん
問 県東アジア連携課
tel 0742-27-5821
fax 0742-22-1260

日本最大手の住宅メーカーと連携して奈良の木の利用拡大をねらう
 2月25日、県は積水ハウス株式会社(関西第二営業本部)と、県産材の利用拡大に向けた連携協力協定を締結しました。
 県産材を積極的に利用することで、県の林業・木材産業の活性化を図り、活力ある地域社会の実現を目指すとともに、森林を豊かで健全な状態で次世代に引き継ぐことを目指して、住宅メーカー最大手の積水ハウス株式会社と、連携協力協定を締結しました。
 県庁で行われた調印式で、荒井知事は「少子高齢化が進む中で、高齢者の住みやすいまち・家というのが、ますます重要になってきています。そのような中、日本最大のハウスメーカーとこれからのまちづくりにつながる協定を結べたことは大変光栄です」と挨拶。塚田本部長は「県産材の利用促進で奈良県の林業と地域経済の活性化に寄与したい」と挨拶しました。
 
 連携内容 
■奈良県
 (1)林業と木材流通、森林環境に関する情報提供
 (2)質の高い県産材の供給確保について積極的に支援
■積水ハウス
 (1)新築の住宅建築における、県産材の積極的利用
 (2)モデルハウス等に県産材を使用することにより、顧客に積極的利用を提案

県のメリット
(1)県産材住宅の拡大
(2)県産材の生産推進
(3)森林の保全と活用
 
調印のあと握手をかわす積水ハウス(株)関西第二営業本部長の塚田敏さん(左)と荒井知事
木造住宅「シャーウッド」での県産材の使用イメージ
問 県奈良の木ブランド課
tel 0742-27-7470
fax 0742-27-1070



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