奈良ゆかり探訪

 

奈良ゆかり探訪

奈良×台湾
薬師寺に千年生きる台湾ヒノキ
千年かけて育った木は千年生きると言われ、ヒノキは古くから寺院、神社の建築には必須で利用されてきました。しかし、近年国内の大径材が不足していたため、1976年に白鳳時代様式として本格的に再建された金堂や、1981年に再建された西塔には台湾ヒノキが使用されました。再建を支えたこの台湾ヒノキは、樹齢千年を超える名木です。
ベルリン大聖堂合唱団訪問
▲薬師寺西塔
ベルリン大聖堂合唱団訪問
▲薬師寺金堂

奈良から伝えられた造林・水力発電技術
日本の造林王として知られる吉野郡川上村出身の土倉庄三郎(どくら しょうざぶろう)(1840―1917)は、「土倉式造林法」を広めるため、台湾まで技術指導に赴きました。その後、息子の龍治郎(りゅうじろう)(1870―1938)がその技術により台北市郊外で吉野杉の植林をはじめ、現在では杉が台湾の主要な造林樹種の一つとなっています。
また、龍治郎は台湾で初めての水力発電所を建設したことでも知られています。
鹿寄せ
▲土倉庄三郎翁銅像
(川上村)
 
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