【原因】
手足口病の原因は、コクサッキーウイルスA6、コクサッキーウイルスA16、エンテロウイルス71などの
エンテロウイルスです。
【症状】
感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底、足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。
発熱が患者の約3分の1にみられますが、38℃以下のことがほとんどです。
まれに、髄膜炎、脳炎、急性弛緩性麻痺などの合併症がみられることもあります。
また近年、コクサッキーA6による手足口病では、水疱がこれまでより大きい症例、38度以上の熱が出る症例、
症状が消失してから1ヶ月以内に手足の爪の脱落が起こる症例が報告されています。