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第34回 全国豊かな海づくり大会~やまと~ に
天皇皇后両陛下が御臨席、地方事情を御視察

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▲両陛下をお出迎えする方々

 11月15日~17日、天皇皇后両陛下が、「第34回全国豊かな海づくり大会~やまと~」への御臨席と地方事情御視察のため、御来県になりました。両陛下の御来県は、平成22年10月の平城遷都1300年記念祝典への御臨席以来、4年ぶりです。
 初日は、県立万葉文化館(明日香村)で、荒井正吾奈良県知事から県勢に関する説明を受けられた後、紀伊半島大水害被災者の方々と御懇談になりました。その後、橿原ロイヤルホテルで全国豊かな海づくり大会絵画・習字コンクールの優秀作品を御覧になり、続いて歓迎レセプションに御臨席になりました。
 16日には、大淀町で「第34回全国豊かな海づくり大会~やまと~」の式典行事に御臨席になり、その後、おおたき龍神湖(川上村)での放流・歓迎行事において、奈良県のさかな「アマゴ」と「アユ」を放流されました。(詳細は3ページ)
 最終日の午前中には、大神神社(桜井市)を御参拝になり、午後からは、県立美術館(奈良市)で「大古事記展」を御覧になりました。そして、近鉄奈良駅で大勢の方々に見送られ、帰路につかれました。


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▲近鉄橿原神宮前駅で奉迎者の方々にお応えになる両陛下
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▲紀伊半島大水害被災者の方々と御懇談になる両陛下
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▲全国豊かな海づくり大会絵画・習字優秀作品を御覧になる両陛下
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▲県立美術館で大古事記展を御覧になる両陛下



第34回 全国豊かな海づくり大会~やまと~開催!
 11月15・16日の両日、大淀町、川上村、五條市、橿原市で「第34回全国豊かな海づくり大会~やまと~」が開催されました。
 16日には、大淀町文化会館あらかしホールで式典行事が開催され、天皇皇后両陛下の御臨席のもとに、県内外から招待者525人が出席されました。式典行事では、豊かな海づくりのために功績のあった団体や作品コンクール受賞者の表彰のほか、両陛下による放流魚のお手渡し、大会決議などが行われました。
 歓迎のことばとして、荒井知事が「皇室と海とにゆかりのある奈良の地で全国豊かな海づくり大会を開催できることを感謝しています。海の幸は、川の恵み、山の恵みと考え、山や森が大きな役割を担っていることを認識し、感謝する大会としたいと思います」と述べました。
 式典終了後、会場をおおたき龍神湖(川上村)に移し、放流・歓迎行事が開催されました。大会初となるカヌーによる歓迎行事の後、両陛下の御放流に合わせ招待者331人が奈良県のさかな「アマゴ」と「アユ」の放流を行いました。両陛下は、放流されたさかなを見つめ、微笑んでおられました。
 吉野川大川橋下流河川敷(五條市)では、おおたき龍神湖からの中継映像に合わせて両陛下からお手渡しを受けた「アユ」を吉野川に放流する放流行事が開催されました。
 また、県民参加行事として16日には、放流行事と併せて同会場で「やまと海づくりフェスタinごじょう」が、15・16日の両日には、JAならけんまほろばキッチン(橿原市)で「やまと海づくりフェスタinまほろばキッチン」が開催され、大会関連の企画展示やステージイベント、物産販売など多彩な催しで盛り上がりました。また、会場内に設置した大型スクリーンには各行事の模様が中継され、やまと海づくりフェスタには、2万人を超える方々にご来場いただき、大盛況のうちに終了することができました。
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▲式典行事で放流魚をお手渡しになる両陛下
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▲式典行事で歓迎のことばを述べる荒井知事
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▲おおたき龍神湖で放流される両陛下
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▲カヌーによる歓迎行事のようす
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▲県民参加行事(まほろばキッチン)のようす
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▲放流行事(お手渡し魚の放流)のようす
問 県全国豊かな海づくり大会推進室 
tel 0742-27-8924 
fax 0742-27-5733



「奈良観光統計ウィーク」開催
 11月17日から22日までの6日間を「奈良観光統計ウィーク」として、2つの観光統計に関する国際会議が開催されました。
 これらのイベントは、OECD(経済協力開発機構)、EU(欧州連合)統計局、UNWTO(国連世界観光機関)および観光庁との協力を得て開催され、47か国、約200人が参加しました。
 11月17日と18日には、「第13回観光統計グローバルフォーラム」が県新公会堂(奈良市)で開催され、観光統計に関する論文発表を中心に、意見交換やディスカッションが行われました。このフォーラムは、これまでヨーロッパで開催されてきましたが、今回アジア地域で初めての開催となりました。
 11月20日と21日には、「UNWTO観光統計スペシャルワークショップ」が東大寺総合文化センター(奈良市)で開催され、旅行・観光産業の統計表の作成方法についての講義などが行われ、観光統計技術の向上を図りました。
 県では、これらの国際会議に参加した方々に対し、奈良公園の鹿寄せや春日大社などを見学し歴史遺産を満喫してもらうなど、奈良県の魅力を体験するエクスカーション(小旅行)を行いました。また、歓迎レセプション・送別パーティも開催し、通訳や案内等のおもてなしを行いました。
 県立畝傍高校や奈良市立一条高校の生徒たちも、エクスカーションに同行したり、会議を聴講するなど、奈良観光統計ウィークを体験しました。
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▲挨拶する荒井知事
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▲論文発表での質疑応答のようす
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▲歓迎レセプションのようす
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▲鹿寄せを見学する参加者
問 県観光プロモーション課
tel 0742-27-8553
fax 0742-27-3510



国際シンポジウム
「インタープリベント2014」
-土砂災害に対する知見を深める-

 土砂災害などの防災・減災に関し、25か国約400人の研究者等が集まり、その調査・研究の成果を共有し、„強靱さを備えた社会を構築するための減災対策"について話し合う国際シンポジウム「インタープリベント2014」が、11月25日から28日まで県新公会堂(奈良市)において開催されました。
 25日の開会初日には、荒井知事から開催地としての挨拶のほか、5か国6人による基調講演が行われました。
 開催期間中には、40件の口頭発表、57件のポスター発表、4か国の代表によるパネルディスカッションが行われたほか、赤谷地区(五條市)の深層崩壊現場等の視察を行うなど、シンポジウムの開催を通じ、土砂災害の防災・減災に関する研究成果を共有しました。
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▲開会式のようす
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▲現場視察(赤谷地区)のようす
問 県深層崩壊対策室
tel 0742-27-8521
fax 0742-27-3911

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