奈良県は生産量で全国第8位の枝物産地で、近年は海外需要が急増しています。なかでも需要の多いアセビは自生株を採取(山採り)するため、供給が追い付かず、資源枯渇も懸念されています。そのため、栽培化による安定供給が求められています。さらにスモークツリー等、人気種の産地導入も求められており、これらの樹種の短期育苗技術の開発に取り組んでいます。あわせて、海外輸送を見据え、長時間輸送に対応した品質保持技術の開発も行っています。

アセビ増殖試験 スモークツリー発根苗 ヒメミズキ品質保持試験
(挿し木1ヶ月後)